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外出禁止令はフランス語でなんという?
外出禁止令、をそのままフランス語にすると Couvre-feu 一定の時間を完全に外出が禁止されることで、特に戦時中に発令されていたことがあったようです。 もともと夕暮れ時に外出禁止令を知らせる鐘がなると、火事を防ぐために蓋で灯(feu)を覆って(couvre<couvrir)いたことに由来していて、第2次世界大戦中のパリでは深夜12時(占領下時代は23時)から朝の6時が外出できなかったそう。 しかし、フランスのネットで今Couvre-feuという単語で検索しても今回の外出禁止令の情報はあまり出てきません。 実際「現段階ではCouvre-feuの措置をとる意向ではない」というメディア動画が出ていたほど。 ↓フランスには夜間外出禁止令が出ている都市もでてきました・・・ フランスの外出禁止令が強化?夜間外出禁止令になる可能性とその原因は? 今回2回目のマクロン大統領の演説で発表されて、現時点でフランス全国で取られている措置は、正式にはフランス語では Des mesures inédites de restriction des déplacements 前例を見ない移動制限措置 と呼ばれています。単純に Des restrictions des déplacements (移動制限)とか Des mesures de confinement (封じ込め対策)という単語を耳にしますね。 実際フランス人とメッセージを交換していると、今(封じ込め対策で)家にいる?と聞くときに Tu es confinée? という言葉が出てきます。一番普通の生活で出てくる単語はconfinementとかconfiné(e)ですね。移動制限中のフランスでできること、できないこと
現在の措置は発表されてから3月23日時点では、移動制限は3月31日までの措置。 次の移動のみが許されています。- 職業上、やむを得ない通勤のための移動
- 基本的な必需品の買い出しのための移動
- 医療に伴う措置を受けるため、もしくは行うための移動
- 家族のためにどうしても必要な移動
- 運動やペットの散歩を目的とした自宅周辺での短時間の外出
3月19日のパリの様子
それでは必要な証明書を持って出社した今日のパリの様子をご参考までに紹介します^^ いつもは30分から1時間ほど遅い電車に乗っていますが、時差通勤のため7時過ぎに家を出ました。 7時台とは思えない人気のない地元の駅。ホームにいたのは自分含めて有色人種のみでした。 電車の中はガラ空きで、同じ車両に5人くらいしか乗っていませんでしたが、マスクをしていなかったのはなんとわたしだけでした。 サンラザール駅に着いた時、ホームには結構人が降りたなと思ったのですが、改札を出ると商業施設となっているスペースには誰もいない…おわりに
いつもよりは少し多めに食料を多めに購入していたものの、一日中家族全員が家の中にいると、食料の消費は思ったより早い… 医療目的の移動の必要は最後までないことを願っていますが、いい加減ずっと家の中に篭っているわけにもいかないし、週末には食料の買い出しが必要になると思うのですが、 どこまでなら移動できるのか? いつも行くスーパーより近いスーパーが別にあったらそっちに行かないといけないのか? 日本の調味料が欲しいからと言って、パリ郊外の自宅からパリ市内まで買い物に行く、と言ってもおそらく警察は許してくれない気がする… このあたりの曖昧なところは、誰かが罰金を払うことになったとか、大丈夫だったとかの情報を得ていくしかなさそうです。 また新しい経験やフランス語などの情報があれば、お知らせしますね。
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