こんにちは〜あおいそらです!今回は住んでいるフランスから、スペインのマドリードにやってきました。
スペインは仕事でよく来るし、マドリードでのフライト乗り換えは時々あったのですが、マドリードに降りたのは10年以上ぶり!
マドリードの空港から市内へのホテルのアクセスは何にするか迷ったのですが、今回はタクシーに乗りました。
でも、タクシーって高そうだし、騙されそう・・・
そこで今日は、マドリードの空港から市内への移動手段のそれぞれのメリット・デメリットを調べ、今回わたしが実際空港の出口からどうやってタクシーに乗って、市内のホテルまでどのくらいの時間がかかっていくらだったかをレポートします。
マドリッドに来られるときの参考にしてくださいね!
マドリード空港から市内への移動でおすすめの手段は?
マドリード空港から市内への移動について事前に調べてみると、予算に応じていくつか手段があるようだけど、ほぼ初めて訪れる人にとって現実的なのは、バス、メトロ(地下鉄)、タクシーだとわかりました。
バスの場合はExprés Aeropuerto (英語でAirport Express)と呼ばれる空港バスがあります。24時間営業で、空港からはO’Donell、Plaza de CibelesとAtocha (高速鉄道駅)の3つしかとまりません(Atochaには午前6時から午後11時半までのみ停車)。
日中は15分おき、夜は35分おき、市内-空港間は大体40分くらいです。乗り場はターミナル1、2と4にあります。チケットは5ユーロで、乗車時に購入可能です。
メトロ(地下鉄)の場合は、ターミナル2と4に駅があって、毎日朝6時から深夜2時まで5分毎に電車があります。8番線に乗れば、マドリッド中心の駅Nuevos Ministeriosまでたった12分で到着します。料金はこちらも5ユーロです。
さらに、地下鉄の駅や市内の新聞スタンドなどでバスやメトロで使える10回のMetrobus回数券を購入すれば、3ユーロのエクストラチャージでバスでもメトロでも市内から空港に行かれるので、2ユーロのお得!!
もしMadrid Tourist Travel Passという数日間有効の乗り放題パスを購入すれば、空港と市内の往復もそれで可能とのことですが、パリでもそうですが、こういったチケットは結局元が取れないから、わたしは買わないことにしています。
(Madrid Tourist Travel Passの情報や、マドリッドのメトロのマップを確認したい場合はこちらからどうぞ。(英語サイトです))
というわけで、マドリッドの空港と市内を結ぶバスやメトロは本数が多くて安くて便利。身軽で、バスやメトロの駅からどうやって行き先にたどり着けるかが大体わかっていれば問題なさそうです。
ただ、今回は二人だったことと、二人とも大き目のスーツケースを持っていたこと、ふたりとも土地感覚がなかったことから、タクシーに乗ることに決めました。
今回、到着したのはマドリード空港のターミナル4。
どこの国のどんな空港もそうですが、タクシーに乗るときは、空港の出口を出たら、タクシーマークを追って、いちもくさんにタクシー乗り場に向かいます。
どんな人が声をかけてきても、脇目を振ってはいけません。大体はツーリストだとわかって声を掛ける白タクが多いからです。
ここまでくればもう安心です笑
スペインはどこに行ってもあまり英語が通じませんが、今回は市内の行き先が宿泊するホテルだったので、行き先のホテル名を言って、さいごに英語のpleaseにあたる「ポルファボール」をつけたら、すぐ通じました。
発音が通じなかったときに備えて、携帯でホテル予約の画面をすぐ出せるようにしておくと便利です。
行き先が通じないまま運転手さんが車を発車させることがありますが(スペインの運転手さんはほぼ必ず気にせずに車を発車させます)、空港から市内に出るまではどの都市でも10分以上はかかるので、それからホテル予約のサイトの画面を携帯で探しても十分に間に合うから焦らなくても大丈夫です^^
マドリード空港から市内のホテルまでのアクセス、タクシーでも固定料金で安心
最近、空港から市内までのタクシー料金が一律の都市も増えてきました。
パリも空港から市内までは今、一律料金が導入されていますよ〜
今回もスーツケース2つありましたが、追加料金がかかることなく、マドリードから市内のホテルまでのタクシー代はピッタリ30ユーロでした。
その日は市内のホテルまで20分ちょっとで到着しました。
マドリード空港から市内ホテルまでのタクシーの所要時間は、ホテルの場所も関係すると思いますが、渋滞がなければ30分位を見込みます。
マドリード市街地周辺は、午前8時から9時ぐらいと、午後6時過ぎは渋滞するようです。今回訪問したのは12月でしたが、土曜日の夕方になると、市の中心は年末の人手で賑わいはじめ、午後6時過ぎにタクシーに乗ったときは市を囲む道路がかなり混んでいました。
渋滞のある時間帯は、空港とホテルの間を40分程度見たほうがあわてなくてすみそうです。
まとめ
それではマドリードの空港から市内までの移動手段のメリット・デメリットについてまとめます。
[colored_box color=”red” corner=”r”]- 荷物が身軽で、あらかじめ行き先までのメトロの乗り継ぎを把握しているならメトロが安くて(5ユーロ)便利。ただ荷物が多いときは移動が大変だし、スリに要注意。
- もし停車駅が行き先まで近ければ、メトロと同じ価格で、空港からの停車回数も少ないため、観光客としてより安心なのはバス。ただし、メトロへの乗り換えがあるときはまたチケットを買い直す必要があるし(2ユーロ)、移動が大変、スリのリスクもある。
- タクシー乗り場から乗るタクシーなら、土地勘がなく荷物が多いときも固定料金30ユーロで安心で、4人なら一人あたり8ユーロで済む。ただしメトロやバスに比べて高価だし、渋滞の時間帯は時間に余裕を見たほうがよい
スペインでスリといえば南スペインの発生が多いと言われますが、南スペインの人たちは「え、全然危なくないよ〜」と笑います。
そんなスペインの人達でも、「マドリッドの人混みには気をつけなよ。」といいます。
確かに少しでも節約できるところは節約して、美味しいものを食べたり、美術館に行ったりする資金に回したいものですが、不慣れな土地では最初は用心することも大切です。
安全第一を心がけて、みなさんも楽しい旅行にしてくださいね〜
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