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フランス出張時の注意点、フランス人と仕事をスムーズにするためには?

旅行お役立ち

もうすぐフランス出張!

わたしたち日本人とフランス人との仕事の仕方の違いがありますよね。

フランスは観光スポットや街並み、食文化が魅力的でありながら、フランス人は謝らない、働かない、わがままで自分勝手、というイメージがあって、一緒に仕事しにくいと思っていらっしゃる方もいるかも知れません。

でも少し考え方を変えることで、フランス出張中、フランス人との仕事をスムーズに進めることができますよ。

スペイン、ドイツ、イタリア、ベルギーなどヨーロッパの人々と仕事をしてきたフランス在住のあおいそらが、今回は日本からフランスに海外出張するときの注意点、特にスムーズに仕事するためにどういうことに気をつけたらいいのか、という点をまとめてみました。

参考にしていただけたら幸いです。

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フランス出張で注意したいこと その1:今回の出張で伝えたいことを明確にしておく

いきなり抽象的なポイントだと思われたかもしれませんが、渡航前に今回の出張で何をしたいのか、を明確にしておくことは、フランス出張で最も大切なことです。

面談中、せっかく直接フランスの取引先とかなり長い時間話しあっても、このままだと日本側から伝えたいことが伝わらないなと感じることがあります。

というのも、伝えたいことを伝えようと熱く語るフランス人が多い中で、話題のポイントでないところで、とても感情的に自分の主張を繰り返して語る人もいるし、自分の立場や会社の都合に悪いことからは、話をそらそうとする人もいるからです。

こう聞くとフランス人は悪い商習慣をもっているように聞こえますが、全くそういうことではないです。

自分の思いを語ろう、相手に伝えたいと思うのはフランス人の特徴で、そういうお互いを受け入れようとする文化は、フランスの魅力だと現地に暮らしていて感じますし、

日本に比べて雇用条件が厳しいフランスで、自分の立場や会社を守ろうと知恵を凝らすのは普通のことのように感じます。

だからこそ、フランス出張に行く前に「〜だから、〜してほしい、〜しよう」という大切なポイントをはっきりしておけば、話がそれた時に「ちょっとまって」とも言えるし、話を一旦中断したり、もとに戻すタイミングも見えてきます。

なるべくシンプルに纏めておくほうがいいです。

日本人も英語が得意ではないほうですが、フランス人も英語が得意ではない人は多いですし、シンプルな方が伝わります。

 

フランス出張で注意したいこと その2:だめなものはNoとはっきり伝えること

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Noが言えない日本人といいますが、受け入れられないところはその場で伝えるという点もフランス出張時、ミーティングや交渉時にとても大切なポイントだと思っています。

フランスの会社の日本コーディネーターをしていた時に、フランスでの面談時に、日本の買い付けの担当の方が、フランスのメーカーの商品サンプルを見せられて、「OK!オールワンダフル!」と言って帰っていったのに、そのあと、改善すべきポイントを何十もメールで送ってきたために、何かの間違えではないかと大騒ぎになったことを経験しています。

さらに、フランスではこういう後、「あの人(会社)は裏がある!」という噂話に発展し、会社同士の関係が悪くなることがあります。

やはりフランス出張の間に、「ワークしてくれてありがとう」という感謝の気持ちはしっかり伝えた上で、変更してほしい点があればその場で伝えたほうが、プロジェクトは早く進むし、良好な関係が維持されますね。

日本人は〜だから、と決めつけて意見をしてくる人も中にはいます。

日本コーディネーターの仕事をしていた時に、露骨に日本の悪口を言われて辛かったことはあります。

でも、そんなことで悪口言う人は、結局他の国の取引先ともそういう仕事の仕方をしているので、気にすることはないです。

 

フランス出張で注意したいこと その3:笑う

冗談のような話ですが・・・フランスでは、大変なときこそ笑うことで仕事がうまくいくことがあります。

特に交渉がうまく進んでいないのに、相手と食事をしなくてはいけないときは、とても笑って話す気分にはなれないこともありますよね。わたしは今でも正直苦痛です。

わたしたち日本人には、真面目に仕事している時に笑うことがタブーなシーンも結構ありますよね。

でもフランス人の仕事ができる人は、大変なときこそ、相手を和ますことが上手な事が多いです。

それに、フランス人は相手が仕事ができない、その人と仕事上でいくらか問題があると思っているからといって、みんなで食事をするのにその人だけ誘わないとか、会話をしないとか、仲間ハズレにするということはしません。

フランス人数人にそのことを話したら、「その人の仕事のやりかたとその人そのものの問題は別であることが多いから。」という同じような返事が返ってきました。

気分が重いときに英語で話しながらご飯なんて食べたくない。

わたしも日本語で話すほうが楽なので、フランス人との交渉がうまく行っていない時の食事、交渉後の自由時間は正直一人になりたいほうです。

でも、うまくいかないときこそ、笑顔で会話を楽しくしたり、オープンな気持ちで話したほうが、そこに至るまでに時間はかかるものの、「今後一緒に解決策を探していこう」と相手が言ってくれて、長い目で見たときも信頼関係ができると感じています。

 

さいごに

ということで、今回はフランス出張中に、フランス人と仕事をする上での注意点について、まとめました。

次に仕事以外の部分で気をつけたいポイントについてもお話しさせていただきますね。

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