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フランス海外出張の時に注意したい点で、仕事以外に気をつけたいこと5つ

フランス旅行お役立ち

フランス出張が決まって、楽しみ半分、不安半分・・・

日本にあるわたしの会社では、フランスは周りから羨ましいと言われる渡航先のようですが、現実海外出張や海外赴任に慣れた人にとっても仕事以外の部分でトラブルが起きるので、「パリは難易度が高い」なんて言われてしまいます。

でも実際、フランスに15年暮らしてみると、現地の事情を知ってちょっと慣れてしまえば、そんなに大きなトラブルに巻き込まれることはないと思っています。

そこで今日は、パリ中心部の会社にパリ郊外から毎日通勤している在仏15年のあおいそらから、フランス海外出張中に注意したい点で、仕事以外に気をつけたいポイントをご紹介したいと思います。

注意事項は共通しているので、フランスだけでなくヨーロッパ出張のみなさんにもぜひ参考にしていただきたいです。

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フランスで使うクレジットカードは選んでしっかり管理

フランスだけでなくヨーロッパではクレジットカードはサインではなく、4桁の暗証番号を入れて認証します。

暗証番号で認証できるクレジットカードで、経験上ではvisaのカードが読み取りのトラブルはほとんどないです。

マスターカードは5-6年前にエラーが出ていたケースを数回見たことがあります。

アメリカンエクスプレスはお店にとって手数料が高いようで、クレジットカードのうちアメリカンエクスプレスだけ使えない店もあります。

JCBカードは使えるところは限られていますが、特にパリでは日本人が多く訪れる場所では使えるお店も見かけます。

ポイントを貯めたい人は持ってきてもいいのではないでしょうか。

 

ただし、クレジットカードが盗難にあった時にはすぐブロックできるように、クレジットカード会社の連絡先を控えておきましょう。

以前、カバンの置き引きにあったので、その方のクレジットカードを止めようと思ったら、なんのカードを持ってきたか忘れたので、どのクレジットカード会社にコンタクトすればいいのかわからないというケースがありました。

 

暗証番号で認証するタイプのクレジットカードが2枚あれば十分だと思うので、普段使わないクレジットカードは持ってこないようにしましょう。

 

フランスのホテル代は高い割に設備が悪くて、アメニティが少ない

フランスのホテルは1泊かなり高いです。

わたしのよく行く南スペインでは200ユーロも出したらかなりの高級ホテルだし、日本円でも1泊22,000円といえば結構いいホテルに泊まれますよね。

それなのに、パリなどの主要都市では1泊200€の部屋でも普通レベルで、特別なサービスもつきません。

ホテルの宿泊価格や写真だけで判断しないで、事前に泊まるホテルのアメニティや設備はbooking.comなどの予約サイトでチェックしておきたいですね。

 

日本人の必需品でほとんど場合で足りないのは、歯磨きセットとスリッパです。

欧州人は靴下で、ホテルの床を歩く人が多いのです・・・

そして洋服のクリーニングはかなり高いので、会社から補助が出ない場合は、手洗いを覚悟するか、予定が忙しい場合は宿泊数に合わせてシャツや下着を持ってきたほうが無難です。

翌日仕上げが可能だったとしたら、それはかなり奇跡です。

 

あと、部屋の水が出ない、匂い、汚れている、といった問題は我慢せずにフロントに伝えないと、全く気がついてもらえないので英語で表現できそうなら伝えたほうがいいのですが、そのとき、即日では改善されない可能性もあると思って接する方がいいです。

感情的になると、ますます対応が悪くなる一方なので、淡々とできればにこやかに伝える方がいいと感じています。

フランス滞在中の時間配分

日本に行くと、同じ1時間でやれることの量が随分違って効率的だとつくづく感じます。

フランスでは思ったように効率的に予定が進まない

という点は、かなり深刻な問題です。

これはフランスに一時的に旅行や出張に来るときだけの問題でなく、それほど言語に壁がないはずの在仏日本人であるわたしたちも毎日抱えている問題なんです。

たとえば・・・

  • レストランや店で、担当者を呼んでも来てくれない
  • サービスをする人の愛想が悪い、頼んだことをやってくれない
  • サービスに従事している人の要領がよくない。しゃべってばかりいる

だから1つ1つの予定にものすごく時間がかかる

3点目の要領の悪さやおしゃべりについては、フランスに暮らしている場合はもはやそれは愛すべきキャラクターのように思わないとやってられないところもありますが、

出張中はそんな余裕はないですよね?

 

まず入って30分で出られるレストランはフランスにはほぼありません

たとえば午前中に部屋に荷物を届ける、と言われて午前中に物がとどくのは5割未満の確率です。

ここから空港までは1時間くらいかな、と言われたら、1時間以上見たほうがいいです。

 

時間がなくていらいらした気持ちを相手にぶつけると、対応の悪い担当者ほどますます意地悪してくる可能性が高く、出張中の貴重な時間の中で、余計な時間がかかりいやな思いをするので、時間にかなり余裕をもって、出張中のプラニングを立てたほうがいいです。

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出張の最後に自由時間ができたから、といってお買い物をたのしんでいた出張者の方が、パリ市内から空港まで1時間くらいと聞いていたので、40分くらいで大丈夫だろうと思ってタクシーに乗ったら、道が混み、結局フライトに間に合わなくて、上司の方に怒られた、ということがありました。

食事については、もし1時間未満しか時間がとれそうにないときは、スーパーで簡単な食べ物を買うほうが確実ですし、取引先が食事を手配してくれるときは、日本より時間がかかることが多いと思って、この時間は必要な時間だと割り切ったほうがいいです。

ホテルの設備不良、なくし物など、自分ではどうしようもないときは、やれることをやったら割り切って次の予定に移ったほうがいいです。

 

それとフランスの場合、日曜日はスーパー含め、観光地指定されていない場所のお店はかなり閉まっていますレストランもやっていないところが多いです。

日曜日に店舗視察をする時は、日曜日の営業状況を確認しましょう。

Google検索で出てきた店舗情報は確実ではないので要注意です。

 

フランスのスリは手ごわい

やれることをやったら割り切ったほうがいいとはいえ、プライベートな旅行中と違って出張中にスリに会うと、自分のミッションに影響が出る可能性があって困りますよね。

海外赴任も数回したことがあって、海外出張をしょっちゅうしている方なのに、気がついたら財布がなくて、いつ盗られたのかさえわからなかった、パリ恐るべし・・・と言っていた出張者の方がいます。

電車やバスの駅・ターミナルはかなり要注意ですよ!

お客様をアテンドする場合は、財布に高額の現金を入れていることが多いと思いますが、全額を入れた財布を出し入れしやすい場所に入れておくのはかなり危険です。

スリはしばらく尾行して、貴重品を出し入れしているのを観察、隙を狙って一瞬ですっていくので、出し入れが多い財布とチャックが複数ついた場所に入れておく財布と、クレジットカード入れを分けておきましょう。

ポケットにいれるのは全くお勧めできません。上着やコートの内ポケットも要注意です。

 

パスポートの再発行が必要な場合は、警察に行って数時間待ったり、日本大使館に行って再発行申請が必要になるので、出張行程に相当な影響が出ます。

これまで街を歩いていて、外国人だからといって警官からパスポートを出してください、と言われたことは15年間1度もないので、免税店で買い物をしない限り、フランス国内でパスポートを持ち歩く必要はありません

気になるなら、コピーを持ち歩くようにしましょう。

 

スリについて、いろいろまとめています。

体調管理・時差

海外出張中、遅刻しないことの次に重要なことは、体調を崩さないことだとわたしは思っているので、個人的にかなり気をつけています。

 

フランスと日本の時差は3月から10月の夏時間の間は7時間、残りは8時間。フライトは直行便でも11~12時間かかりますよね。

出張中は事前の資料を飛行機の中で準備しながら来る方も多く、フライト中眠れなかった、とおっしゃる方が多いです。

わたしも日本にいたころのヨーロッパ出張のときは同じような状況でした。

緊張しているのであまり感じないかもしれませんが、体には結構ストレスがかかっています。

 

最近は海外出張先で朝走る方も結構いますね。とても素敵なことだと思いますし、自分自身も出張先で走ることがあります。

ただ、ヨーロッパは朝夕思ったよりも冷え込みます。フランスも例外ではありません。さらに海外出張中は思ったより体が疲れているのです。

街の中心地であるならば、朝走ることについて治安の問題はないのですが、そのときに無理をして普段はだれよりも元気だと自負されていた方がフランス到着数日後に高熱を出してホテルから出られなくなったことがあります。

英語が必ずしも通じないフランスの薬局で薬を買って持ってきてもらったり、ホテルの部屋で食べられるものをスーパーで探してもらったり、といった誰かのサポートをもらうことにもなってしまうので、自分で体力をみて、普段より慎重に行動することが大切です。

 

フランスにいらっしゃると、「海の幸が食べたいな!」とおっしゃる方がいます。

確かにフランスのシーズン中の牡蠣はとっても美味しいのですが、いくら新鮮なお店に行っても牡蠣にあたる方はあたるので、出張の日程を見て、翌日以降大事な予定があるときはリスクを取らないようにしたいです。

フランスでは生肉のタルタルやカルパッチョも美味しいんです。

牡蠣のようにフランスで食べて食中毒になった、という話はわたしは聞いたことはありませんが、日本で普段からお腹が強くない方は気をつけましょう。

その他にも、ヨーロッパの場合、昼食からワインがサービスされるので、日本から来て驚かれる出張者の方が多いですが、昼も夜もアルコールを飲むとかなり疲れます

フランス人からアルコールは勧められても、丁重に断ることは失礼には決してあたりません。

飲み過ぎには自分の責任で注意するとともに、胃腸薬や解熱剤は、自分の体にあったものを持ってきたほうがいいですね。

 

さいごに

いかがでしたか。

実体験を書いていったら、かなりのボリュームになってしまいましたが、自分や日本からの出張者が体験したことをこれからも追記していきたいとおもいます!

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