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ユーロスターでの飲み物、手荷物に液体物は持ち込み可?荷物として持ち込みできるもの

旅行お役立ち

ユーロスターでパリからロンドンに移動しました。

ユーロスターは電車とは言え、飛行機に乗るときと同じように入国審査や荷物検査があります。

ユーロスターに乗る前に、食べ物や飲み物を買って乗ろうと思っている方もいると思いますが、同じようにセキュリティチェックを受ける飛行機では、国際線だと液体物は機内に持ち込めないですよね。

ヨーロッパでは国内線含む全てのフライトで100mlを超える液体の持ち込みは禁止されています。

ユーロスターはどうでしょうか。

今日は、ユーロスターに乗るときに、飲み物などの液体物を実際持ち込みできたかどうか、またユーロスターの荷物として持ち込みできるものできないものについてお話しようと思います。

 

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ユーロスターに飲み物は持ち込みできる?

朝、家で入れたコーヒーが飲みきれなかったので、何も考えずに保温できるポットに入れて持ってきてしまいました。

チェックイン後にベーカリーのPAULなどのショップもありますが、やはり高くてもったいないと思ったのです。

 

しかし、フランスの出国審査、イギリスの入国審査を終えて、荷物検査を受けるときに、「そう言えばユーロスターにも飲み物は持ち込めないんだっけ?」

急に不安になってきて、問題が起きたら中身を捨てられるだろうかなどと考えていました。

 

結果はどうだったかというと・・・

チェックイン後、ホッと一息の図です。ポットの容量は360mlです。

まとめると、、、

「ユーロスターに飲み物は持ち込みできます。」

 

ユーロスターの手荷物に液体は入れられる?

ヨーロッパの飛行機では、国内線・国際線問わず、100mlを超える液体物は飛行機には持ち込めないし、持ち込むときも荷物検査のときにジップロックに入れて手荷物のバッグから外に出しておかなくてはいけません。

でもユーロスターについては手荷物の中の液体の制限はありません

チェックインが終わった後にいくつかショップがあるのでペットボトルの飲み物やコーヒーなどの飲み物も買えますが、入り口に入る前に買ったペットボトルに入った水や飲みものの持ち込みも可能です。

 

しばらくユーロスターに乗っていなかったので、飛行機に比べてずいぶんゆるいなあと思いました。

セキュリティチェックが終わって気が抜けてしまったくらいです。

 

ユーロスターの荷物として持ち込みできるものは?

 

パリ側のユーロスターの駅、パリ北駅のユーロスター乗り場には、チェックインの手前のところに、ユーロスターに持ち込んではいけないもののイラストが掲示されています。

  • Souvenirs de Guerre  戦争に関連するもの
  • Artillerie transformé レプリカや改造されたピストル
  • Armés 武器
  • Objets inflammables (引火性の高い)可燃物

要するに明らかに車内で危ないと思うものはだめだということですね。

しかし、ユーロスターの公式ホームページを見てみると、もっと詳しく、ユーロスターに持ち込んではいけないもの、持ち込みに制限のあるものが書かれていますので、まとめてみますね。

ユーロスターにナイフやハサミ、刃物の持ち込み

軍の武器としても使われるグラヴィティ・ナイフやフリック・ナイフ、短剣は持ち込み禁止です。

セレモニー用であれ、本物であれ、刀の持ち込みは別途有料で預け入れが必要です。(鞘の有り無し問わず)

あらゆるカミソリ、包丁類、フェンシングの剣も持ち込みも預け入れが必要です。

ただし、75 mm未満のブレードつきの折りたたみ式/ロック式のポケットナイフや小型折りたたみ式ポケットナイフは例外として持ち込みが認められています。

ユーロスターに食べ物、アルコールの持込み

本来はユーロスターには肉、魚、乳製品などの生鮮品は持ち込み禁止です。

アルコールはビール4本とワイン1本までで、それ以上持ち込む場合は、別途有料で預け入れが必要です。

しかし、チェックイン前に買った食べ物を車内に持ち込んで、席で食べている人は実際たくさんいたので、ユーロスターへの食べ物の持ち込みは大目に見られているというのが現実のようです。

手荷物の中に飲み物などの液体が入っていても問題がありません。

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ただ夜の出発便、スポーツイベント用のユーロスターについては、車内でアルコールの販売はないし、車内への持ち込みも禁止です。

乗車前の検査のときに、アルコール飲料は没収されます。(ノンアルコールの飲み物は持ち込める)

ユーロスターにペットは同伴できる?

ユーロスターに同伴できる動物は、

  • サポート犬(Assistance Dogs)として登録されている犬
  • 国際盲導犬連盟に登録されている犬

のみで、その他の動物はユーロスターの搭乗に同伴させることはできません。

また連れて行くことのできる路線は、

  • ロンドンまたはEbbsfleet ⇔ パリ
  • ロンドンまたはEbbsfleet ⇔ ブリュッセル
  • ロンドンまたはEbbsfleet ⇔ リール
  • ロンドンまたはEbbsfleet ⇔ カレー
  • ロンドン⇔ ロッテルダム/アムステルダム

に限られていて、サポート犬もしくは盲導犬をつれている時の英国への入国はロンドン、もしくはEbbsfleetからのみ可能です。

 

またセキュリティの観点から、1便のユーロスターに搭乗できるサポート犬・盲導犬の数は4頭までです。

よってサポート犬や盲導犬をつれてユーロスターに乗る予定があるときは、あらかじめユーロスターに伝えておく必要があります。

またサポート犬や盲導犬をつれてユーロスターに乗るときは、その犬が特別な犬として登録されていることを証明する文書を携帯する必要があります。

必要な書類がない場合、動物検疫の検査を受ける必要があることがあるので、気をつけましょう!

 

わたしがチェックイン後、自宅から持ってきたコーヒーを飲みながら、ユーロスターへの搭乗を待っていたとき、元気なワンちゃんたちが足元に挨拶に来てくれたので、かなりびっくりして周りを見渡したところ、やはり普通の犬ではなくて、警察のパトロール用のワンちゃんたちだったのでした・・・

ユーロスターに持ち込めない武器と持ち込める武器

本物でも偽物でもレプリカでももう使えなくなったものでも、ピストルもしくはピストルのような物体は持ち込み禁止です。

またいかなる薬も持ち込み禁止です。

それから爆発しやすいもの、例えば、爆薬、砲弾、起爆装置、スモークカートリッジ、手榴弾、地雷、軍用爆発装置、花火も持ち込み禁止です。

また攻撃用の武器類の持ち込みも禁止です。

別途預け入れが必要になる、武器に似た性質をもつものには、

  • 証明書が不要な銃器、圧縮ガスもしくは空中戦のピストルまたはハンドガン。
  • 保持が許可された銃器(すべての弾薬が取り除かれているものに限る):ただし、ユーロスターに乗車する国と到着地の国の関係当局に事前に確認する必要あり
  • ククリやスカンドゥなどの儀式用の武器、武道用の武器、石弓、石弓のボルト、長弓、矢、スターティング用ピストル

があります。

ただ、英語でもフランス語でも爆発しやすいものについては、実際どれが持ち込み不可で、どれが持ち込みするのにチェックインが必要なのかの判断はつきにくいので、公式ホームページによると、不明な際は事前に問い合わせるようにとのことです。

問い合わせるときは、難しい英語で書く必要はないので、いつ、どの便にのるのか(出発地と目的地、できれば便名)を明確にして、何を持ち込みしたいのかひと目でわかるように写真も添付したいですね。

問い合わせ先: eurodespatch@eurostar.com(英語)

ユーロスターで禁止や制限されているその他持ち物

武器のような性質のあるものの他に、引火性の高いものについても、持ち込みできないものや、預け入れが必要なものがあります。

持ち込みできないもの

  • ガス銃、催涙ガススプレー、ガス、りん、酸などの危険な化学物質や危険性のある化学物質を含むもの。
  • ガソリン、メチルアルコール、塗料用シンナーなどの可燃性の高い物質。(空のボンベ容器を含む)。
  • 消化器剤やライター用燃料

その他にも、棍棒状のようなものや家具は持ち込みが禁止されており、車内の持ち込みには危険とみなされるスポーツ用具、家庭用品、ドライバーやドリル、とんかちのようなDIY用の道具の持ち込みも預け入れが必要です。

発火性が高いと言われる、マニキュアやヘアスプレーについてはユーロスターの車内に持ち込むことができるので、安心してくださいね。

(参照:ユーロスター公式ホームページ

 

いかがでしたか。

あまりユーロスターの持ち物検査で大変だったという話は聞いたことがありませんが、テロの警戒中など、ヨーロッパでは突然セキュリティチェックが厳しくなることがあり、そういう時のセキュリティチェックでは長い列ができて、荷物をかなり念入りに検査することがあります。

セキュリティで取られてほしくないようなものは、あらかじめユーロスターに持ち込む荷物の中に入れないようにしたいですね。

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