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パリの地下鉄の料金、ゾーンごとに違う?切符の選び方は?子供料金はあるの?

パリ旅行お役立ち

こんにちはー。あおいそらです。

パリの地下鉄のチケットを書いたいけれど、料金のシステムがいまいち良くわからない、という方、多いと思います。

普段はあまりゾーンについてかんがえる必要はないのですが、購入するチケットによっては自分の居場所と行き先のゾーンを知る必要があるんです。

今日はパリの地下鉄の料金について、行き先のゾーンの見方と料金、子供料金はあるのか、ということについてお話しします。

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パリの地下鉄の料金は?

普段はあまりゾーンを気にする必要がない理由は、パリの地下鉄料金のシステムは日本に比べるとかなりシンプルだからなんです!

  • 1番から14番の数字のついたメトロ
  • RER(エルウーエル)とよばれる高速地下鉄(A、B、C、D、E)のパリ区関内

なら1,90ユーロのTicket T+というチケットを1枚購入すればいいだけです。

でもわたしがいつもおすすめしているのは、carne(カルネ)と呼ばれる10枚綴りの回数券です。料金は14,90ユーロとTicket T+を10枚買うより25%お得です。

購入すると10枚チケットが出てくるので、友だちと半分にすることもできるし、なんといっても有効期限が無限だから、次またパリに来るときに使ったり、誰かに譲ったりすることもできます。

わたしなら余ったチケット、お買い取りしま〜す (・∀・)

このあとお話しますが、乗り放題チケットは結局このカルネほどお得感が出ないことが多いんです。

ちなみにメトロ、パリ区関内のRERでの乗り換えで、

  • メトロの改札を通過後2時間以内のメトロ内での乗り換え
  • メトロもしくはRERの改札を通過後、乗り換えるRERの改札を通過するまで2時間以内の乗り換え

なら、なんと1枚のチケットでいけちゃいます。

「あれ、この場合は行ける?」と思った時は、とりあえず改札を通ってみて、改札が開けばOKだし、開かなければ新しいチケットを使う必要があるとわかるので、あまり悩まなくて大丈夫です。

ただし、RERでもパリ区間外の駅に行く場合や、乗り放題系のチケットを買う時は「ゾーン」を気にする必要がありますし、フランスでは乗越精算のシステムがないので、要注意です。

乗り越すと、結局改札でパリ市内からその駅までの料金を取られます。検札に会うと罰金対象です。

パリの地下鉄、ゾーンはどう見る?料金は?

まず、地下鉄の路線図を見てみてみましょう。(このポケット版の路線図は地下鉄のチケット売り場カウンターのところでもらえるのでおすすめですよ〜)

ちょっと拡大してみますね〜

背景の色が薄いところと濃いところがあるのが見えますでしょうか?

薄いところがゾーン1、濃いところがゾーン2です。

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1から14の番号のついたメトロだけに乗る時は、乗り降りゾーンが1から外れていてもTicket T+だけで乗れるのですが、RERに乗る場合でゾーン1から外側の駅に行く場合はこのTicket T+では行かれないので要注意です。

券売機で行き先の駅を選ぶか、もしくはカウンターにいる駅員さんに行き先の駅を伝えて、その行き先専用のチケットを買う必要があります。

でも、行き先を選ぶか伝えるだけで料金が出てくるか言い渡されるので、特にゾーンを気にする必要はないです。

もしその行き先に4〜5回通う、何人かで数回行く必要がある場合もパリ⇔パリ市外の駅間の10枚の回数券を買えば25%オフになるので、回数券の購入がおすすめですね。

ただ、乗り放題系のチケット、

  • NAVIGO(ナヴィゴ)
  • Paris Visite(パリ・ヴィジット)
  • Mobilis(モビリス)

を購入することを検討している場合は、自分の行動範囲がどのゾーンに入っているかをチェックする必要があります。

チェックするにはこちらから〜

パリ近郊の交通路線図(パリ交通公団のサイト)

とはいえ、「こんな細かいローマ字、読めるか!」

・・・という方にはざっくりこんなふうに考えていただければと思いマス。

  • 1から14番の地下鉄を乗り倒す予定→ゾーンは1〜3
  • パリ市内からベルサイユ宮殿に通う→ゾーンは1〜4
  • パリ市内からディズニーランド、ディズニーランドそばのアウトレット、空港に行く予定→ゾーンは1〜5

1から14番線の地下鉄に何回乗っても、ゾーン2や3にまで行かないこともよくあるのですが、うっかり乗り越して運悪く検札に捕まったら罰金モノ。1〜3で買っておいたほうが安心です。

ただですね、この乗り放題系チケットは「この期間にそんなに乗る?」と思わざるをえない金額に設定されています。

例えばパリ・ヴィジットは1日12ユーロ。モビリスだと10ユーロ。その日のうちに6回以上メトロに乗らないとモトは取れないし、カルネなら14.90ユーロで次の日以降も使えます。

パリ・ヴィジットの提示で凱旋門やモンパルナスタワーの入場券が25%引きになるなどの利点はありますが、結局、はじめにご紹介したカルネを買って、カルネで行かれない場所だけ改めてチケットを買ったほうがオトクなんじゃないかなーと感じてます。

パリの地下鉄の子供料金のシステムは?

パリの地下鉄を含む、パリ市内と近郊の電車やバスの乗車の場合、3才以下は無料、9才以下は子供料金で乗車でき、料金は半額に設定されています。

モビリスや空港バスには子供料金の設定はないようですが、パリ・ヴィジットには11才以下まで使える子供料金があります。いずれにしても、日本と違ってずいぶん低年齢になってますよね。

その他、観光の場合はほとんど関係ないですが、修学旅行のような時に10人以上の16才未満の子どもたち+引率者一人の移動には子供料金が適用されます。ただし、電車・地下鉄のみ有効で、RERであっても目的地が空港のときは適用されません。

なんか複雑ですけど・・・いずれにしても、子供料金で購入する際にはtarif réduitというのを選べばOKです。

まとめ

Ticket T+は地下鉄以外にも

  • 空港バス以外のパリと近郊(イル・ド・フランス県)のバス
  • トラムウェイとよばれる路面電車
  • モンマルトルの丘を登るフニクラ(ケーブルカー)

でも使えるので、こちらに住んでいても、定期のように使っているNAVIGOの有効期限が切れている期間は便利なのでよく購入します。

パリの観光地は思ったより待ち時間も長く、1箇所をゆっくり楽しむとあっという間に時間もすぎるもの。

旅は気ままに〜とも言いますし、特に計画がなければゾーンを吟味する乗り放題チケットより、パリ市内の移動はカルネ、市外はチケットを買う、くらいがちょうどよいかなと思います!

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