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パリのメトロがデモで閉鎖?運行状況はこうチェック!デモ以外ではいつ閉鎖する?

パリ旅行お役立ち

パリのメトロがデモで閉鎖する、という情報、心配になりますよね。

実際、メトロが閉鎖するからデモ開催中は目的地に移動できないのではないか、とご相談をいただくことがあります。

でもパリのメトロが閉鎖する、というのは、別にメトロの運行がなくなってしまうということではありません。

閉鎖している駅がある路線でもデモ開催の時間帯に普通に運行していることがほとんどです。

そこで今日は、パリのメトロがデモで閉鎖するとどうなるのか、パリのメトロの運行状況をリアルタイムでチェックする方法、またパリのメトロが閉鎖するのはデモ以外にどんなときがあるのか、についてお話したいと思います。

 

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パリのメトロがデモで閉鎖するとどうなる?

今日の私の通勤電車内の写真です↑

今フランスでは、毎週土曜日に黄色いベストの抗議デモが行われており、警察の指示に従ってパリの一部の地下鉄の駅が閉鎖されます。

最近、毎週土曜日に閉鎖されやすいのは、以下の駅です。

Tuileries1号線
Concorde1号線、8号線、12号線
Champs-Elysees Clemenceau1号線、13号線
Franklin D. Roosevelt1号線、9号線
Miromesnil9号線、13号線
Varenne13号線
Invalides8号線、13号線
Georges V1号線
Charles de Gaulle Etoile1号線、2号線、6号線、RER A
Assemblee Nationale12号線
Vaneau10号線

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パリのメトロが閉鎖されると、完全にメトロが止まってしまうようなイメージがありますが、実はそれほど大変なことではありません。

急行電車のように閉鎖されている駅を電車が通過するだけです。

よって、閉鎖されている駅には降りられない、乗り換えできないということになります。

その線の運行自体はしているので、最終目的の駅が閉鎖されていなければ閉鎖されていない駅から普通に乗って降りることができますよ。

 

それからパリのメトロがデモで閉鎖されているときは、その地域はバスも運休していることが多く、車の走行も難しくなっているので、タクシーやUberの使用はお勧めできません。

ということは、あらかじめ、パリのメトロの運行状態をチェックしておきたいところですが・・・どのサイトを見ればいいでしょうか?

 

パリのメトロ運行状況はここからリアルタイムでチェック!

パリのデモの情報を在仏日本大使館の情報からチェックしている方も多いと思いますが、ここに掲載されているパリのメトロの駅の閉鎖情報はリアルタイムではないので要注意。

このサイトの中でも、できる限りパリのデモ情報をアップデートしていますので、ご参考まで!

ともかく今パリのメトロに乗っても大丈夫?

そう思ったときは、パリのメトロの確実な運行状態をチェックするために、パリ交通公団RATPのサイトをチェックしましょう。

フランス語が読み書きできても、なんだかサイトのつくりがわかりにくいのが玉にキズではありますが、このページ(英語)をチェックすればパリのメトロの運行状況を確実にチェックできるようになっています。

 

サイトは日本語も選択できるようになっていますが、日本語の情報は英語やフランス語の内容と違って一般的な観光情報のみなので、英語かフランス語を選択します。

英語であれば、このページから、「Works and events」と選び、そのあと「Manifestations」を選べば、デモや特別なイベントによってパリのメトロで閉鎖される駅の最新情報が出ます。

英語を選んでいても、この段階でなぜかフランス語になってしまうこともあるのですが、

Aucune manifestation en cours de nature à perturber le trafic.

と出ていれば、とくに何もないということになりますし、駅の名前が出ていれば、その駅が閉鎖される予定がある、ということになります。

 

また「Works and events」と選んだあとに「metro」を選んで、自分が乗る路線をクリックすると、工事によって閉鎖、運休している情報もチェックできますよ。

 

ところが問題は、ここの情報も最後はフランス語に切り替わってしまうという・・・

Google翻訳をかけられなければ、

  • Fermé(e)(s) →閉鎖
  • Interompu(s) →運休
  • Jusqu’à →~まで
  • du 18 mars au 16 décembre →3月18日から12月16日まで
  • entre Nation et Château de Vincennes →ナシオンとシャトー・ドゥ・ヴァンセンヌの間
  • toute la journée →一日中
  • correspondance →乗り換え

これで駅の名前や時間と組み合わせれば、大体の情報はお分かりいただけるかなと思います。

ところでご参考までですが、

③⑦⑧ En raison de travaux de rénovation de la gare d’Auber, le couloir de correspondance entre la gare Auber et la station Opéra est fermé partir du 15 avril pour une durée de 2 ans.

例えば、これはオペラの駅が閉まっている、という意味ではなく、「Auberオベールの駅の改築工事のために、オベールの駅とオペラ駅の間の連絡通路が4月15日から2年間閉鎖されている」という内容ですのでご安心ください。

 

ただ工事による駅の閉鎖については、メトロに乗れば、ドアの上にある路線図に、乗り換えできない、閉鎖されているなどの情報が記号と一緒についているので、最悪見逃して乗ってしまっても大丈夫です。

こちらはRER Bのドアの上にある路線図ですが、工事中で乗り換えできない駅があるときは駅名の上に乗り換えができないことが書かれたシールが貼られます。

 

フランス人や、現地に住むわたしたちも、乗ってからこの路線図を見て初めて予定していた駅で乗換えができないと知って、電車の中で慌てて乗り換え方を考えることがよくあります。

 

ただ観光客のみなさんは飛行機の時間などもあると思うので、そんな事態に備えるために、パリの移動時間には余裕を持っておきたいところです。

パリのデモでメトロの運行が心配な方だけでなく、今日は一日パリのメトロを乗り倒す!、という方も、出発前にこちらのサイトをチェックしておけばあわてずにすみますね。

 

パリのメトロが閉鎖するのはデモ以外にどんなとき?

パリのメトロの駅が閉鎖になるのは、デモだけではありません。

例えば、フランスに外国賓客が来るときは要注意。

 

この間は中国の首相が来ていたため、パリの地下鉄の駅の出入り口がいくつか封鎖されました。

わたしがよく利用しているオペラ座近くのAuberオベールというRER(高速地下鉄)の駅の入り口が封鎖されてシャッターが閉まってて、中をのぞいても真っ暗で人がいない・・・

特に朝案内が出ていたわけでもなかったので、大きな事故か事件でもあったのかと思って、かなり驚きました。

閉鎖が解除になるのは警察の指示が出てから、という張り紙がフランス語で小さく出されていただけで、観光客の方はもちろんのこと、普通のフランス人のみなさんも、何が起こったのか、よくわからないで困っている人が結構いました。

 

そのほかにも不審物の爆破などがあれば、一時的にその駅が封鎖される可能性もあります。

そんなときも先ほどご紹介したパリのメトロのサイトで何が起きているかをまずはチェック、基本的には迂回できるようになっているので、大丈夫です。

パリの中なら少し歩くと別の駅に出られることが多いので、閉鎖予定のない駅に移動しましょう。

あわてているときほどスリに狙われやすいので、気をつけられてくださいね!

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