パリ凱旋門から遠くない場所に『喜心(きしん)』という、日本人のシェフの方がやっているおうどんのレストランがあって、日本人の仲間が集まる時に利用させていただいています♪
そこで今日は、パリのうどんやさん『喜心』に先日行ってきたときにメニューをチェックしてみました。その日食べたものや、わたしのおすすめおうどんもご紹介します。
喜心のうどんがパリで楽しめる
2015年まで東京・三田にあったお店をわざわざフランス・パリに移転したうどんやさん『喜心(きしん)』。
お料理に化学調味料や添加物を使わないのは、東京のお店時代から変わりません。
またパリにあってもこだわりの醤油と、日本の小麦粉を使ってお店で丁寧に打った生麺を使っていて、おそらく日本の麺類のレストランが一番苦労している水質についても、フランスの水をわざわざ軟水にするシステムを取り入れる徹底ぶりです。
『喜心』パリのメニューはこんな感じ
まず、お店のウィンドーに貼ってあるメニューをさっそくチェック!
単品では約10種類ずつの温かい、冷たいおうどん(17〜20€)の他に、丼もの(16〜17€)やおつまみメニュー(天ぷら盛合せは13€、そのほかは2〜7€程度)が充実。
また前菜+うどん+デザートで30€、前菜+メイン+うどん+デザートで45€のセットもあります。
セットメニューの前菜は、枝豆、野菜の煮浸し、はすのきんぴら、わかめときゅうりの酢の物、油揚げの甘煮の中から3つ選べるのも、なかなかフランスのレストランでは少ないうれしい心遣いです。
メインは醤油サラダ、サバの味噌煮、いわしの蒲焼き、ナスと生麩の揚げだし、鴨つくね、煮豚の炙りから1品。
デザートはアイスクリームか大福餅か桜餅から選べます。
ほんと日本みたいでしょ!
星付きという意味ではないけれど、ミシュランおすすめのレストランを示すシールもウィンドーについてます。
先日食べに行った日は人数が多かったので、特別コースメニューでした。おうどんの前に出てきたお料理の一部をご紹介すると、
肉の味噌煮込み。とろっとろ〜
そして…
パリにいると、なかなか食べられないまぐろのヅケ!!まぐろもさることながら、やはり質のいいお醤油を使っていらっしゃることもあって、これはかなりおいしかったです!
手打ちうどんがおいしい喜心パリ
パリ郊外に住んでいて最終電車が気になりながらも、絶対に食べないでは帰れない喜心のおうどん。
たしかに日本に比べると1杯のお値段は高くなってしまうのですが、材料やお水にこだわって丁寧につくっていただけるおうどん。パリの他の麺類のレストランを考えても、このぐらいのお値段は仕方がないと思います。
ちなみに、わたしが毎回いただくおすすめのきしんのおうどんは…
揚げ餅うどん!(写真が上手に撮れなかったけど・・・)
喜心こだわりのおうどんのだしに、あげたお餅の風味が絶妙にからんで、すごくおいしいのです。
うどんにお餅という、炭水化物どうしのマリアージュだって全く問題なしです。
わたしは食べたことがないですが、仲間内で集まると、カレーうどんや坦々うどんも人気ですよ。
店内には日本人だけでなくフランス人のお客さんも結構います。フランス人の口コミを見てみると、フランス人にもとても評判のよいお店なのですが、おうどんはおいしいけど店内がうるさいというコメント発見…おいしいお料理で楽しくなって、すこしはしゃいでしまっているかもと反省してます。
フランス人のお客さんも、みんな安心しておいしいうどんが食べられるように、きをつけなくっちゃ〜
営業時間
月曜日から土曜日の11時45分〜14時半、19時〜22時半
日曜、祝日はおやすみ
店舗住所
7-9 Rue de Ponthieu
75008 PARIS
Tel : 01.71.26.77.28
アクセス
- メトロ
1番線、9番線 – 駅 Franklin D. Roosevelt
9番線 – 駅 Saint-Philippe-du-Roule
ウェブサイト
パリの和食で凱旋門に近くの和食その他おすすめレストランは?
パリの凱旋門近くの日本人シェフがやっている和食といえば、『前山(ゼンザン)』もあります。
お刺身、焼き魚から、和風サラダにとんかつ、コロッケなど日本人にうれしいメニューがそろっているので、気軽に利用させていただいていますよ。
営業時間
月曜日から金曜日の12時〜14時半、19時〜22時
土曜日の19時〜22時
日曜はおやすみ
店舗住所
4 Rue Brey
75017 PARIS
Tel : 01.53.81.00.75
アクセス
- メトロ
1番線、2番線、6番線、高速地下鉄 RER A- 駅 Charles de Gaule Etoile
2番線 – 駅 Terne
ウェブサイト
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