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ノートルダム大聖堂の鐘楼やバラ窓は?内部で無事だった美術品や文化財情報

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フランス人の同僚たちだけでなく、在仏の日本人の間でも大きな話題となっているノートルダム寺院の火災。

一夜明け、朝、テレビを見ていたら、大聖堂内部の様子の映像も公開されていて、無事だった美術品や文化財の情報が次第に明らかになってきています。

パリ・ノートルダム大聖堂の見所として観光客にも人気のある鐘楼やバラ窓は無事だったのでしょうか?

その他の美術品や文化財で無事だったもの、破壊されてしまったものは何?

フランスの報道から最新の詳細情報をお届けします。

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ノートルダム大聖堂で最大の鐘楼「エマニュエル」は無事

10個あるノートルダム大聖堂の鐘のうち、17世紀後半にかけられた南塔にある最大の鐘楼「エマニュエル」(重さ13トン)は無事であるどころか、無傷だったそうです。

「Notre Dame de Paris(ノートルダムのせむし男)」にも出てくる鐘「マリー」(重さ6トンほど)については、報道記事には直接の無事を伝える記事は見つかりませんでした。

しかし建造物の北塔と南塔は炎にさらされなかったとの報道が明確にあり、マリーはエマニュエルの隣にあったため、無事なはずです。

 

ノートルダム大聖堂のバラ窓は無事だが予断を許さない

フランスのメディアfranceinter によると現時点で状況は不明確なものの、大聖堂の内部のステンドグラスの窓の多くはやはりかなり破壊されてしまったようです。

さらに、窓自体は一見割れていないように見える窓でも、ガラス窓をつなぐ鉛のフレームの部分が熱の影響で溶ける可能性がまだあるということです。

 

日本人観光客にとってもノートルダム寺院の最大の見所とされるバラ窓は、12世紀に作られて、これまで何回か作り直されてきました。

大聖堂でもっとも大きなステンドグラスの窓で、多くの人々や預言者、聖人が描かれており、中央には聖母マリアとキリストも表現されています。

関係者によれば、一部は黒くなっているものの、なんとか持ちこたえており、突然の崩壊に備えて解体の必要があるかもしれないということですが、ここでも鉛のフレームの部分が溶けてしまう恐れがあるので慎重を要するとされています。

 

以上、ノートルダム大聖堂のバラ窓の無事は、まだ予断を許さない状況といえます。

 

ノートルダム大聖堂の内部で破壊されてしまったものは?

こちらの記事、

でも衝撃的な画像が見られるとおり、今回のノートルダムの火災で最も大きな損失は、建物の構造の中で最も重要な物の1つである尖塔が、完全に炎の中に崩れ落ちてしまったことでしょう。

19世紀に改装され出来上がったこの尖塔は93mあった美しい尖塔でしたが、完全に崩壊。

またこの尖塔の上には風見鶏があり、中に納められていた3つの聖遺物もあったのですが、尖塔が崩れ落ちたときに全て火の中に消えていってしまったのです。

=4月18日追記=

朝日新聞などの日本のメディアでも報じられていましたが、なんとこの風見鶏、無事だったそうですね!(情報の更新が遅れてすみません・・・)

 

また「森」と呼ばれて親しまれてきた、オーク材でできたパリで最も古い大工建築(13世紀)である木枠の梁も完全に破壊されてしまいました。

報道官によると、「大聖堂の屋根全体が損傷を受け、構造自体が破壊されてしまった。」とのこと。

さらに大聖堂内部のものでは、破壊とまではならなかったものの、損傷したものがあります。

まず、5つの鍵盤と約8 000本のパイプを備えた大聖堂の大きなオルガン。

また聖堂内のメインの祭壇を取り囲む美しい装飾も一部破損しました。

教会内部の様子。祭壇は破損し、屋根が破壊されているのがわかります。

今回の3枚の画像は16日の朝のテレビ番組のリプレイからお借りしました。

フランスの新聞ルモンド紙が報道した、ノートルダム大聖堂内部の様子と火災を振り返った映像がYouTubeで公開されていますので、ご紹介します。

 

ノートルダム大聖堂で無事だった文化財は?

しかしノートルダム大聖堂の基本的な構造である北塔と南塔は、まだ不安定な状態だとは言われているものの、最後の1時間の消火活動により無事守られました。

そのほか、ノートルダム大聖堂内部にあった文化財で無事だったものについては、日本でもイダルコパリ市長のインタビュー内容が多く取り上げられていると思います。

私が今朝見たフランスの朝のテレビ番組では、

  • キリストが十字架刑にあったときに被せられたといわれる聖遺物「いばらの冠」
  • 13世紀のフランス国王であるルイ9世が着用していたといわれるチュニック
  • キリストが十字架にかけられたときに使われたといわれる釘
  • 本物の十字架の一部とされるかけら

が無事だったと報道されていました。

また多くが17世紀から18世紀にかけての作品であるといわれる絵画も、パリの市庁舎に運ばれて、イダルコ市長が無事を確認したと発表していました。

そのほかにも、崩壊してしまった尖塔から数日前にはずされた、12人の使途と4人の伝道者の彫刻は、2022年まで予定されていた改装のためにドルドーニュに移管されていて無事だったとのこと!

なんという幸運でしょうか・・・

このような不運の中で、多くの文化財が保護されたことに驚きを感じていますが、まずは火事の間持ちこたえたステンドグラスの窓、バラ窓の無事を祈りたいと思います。

 

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