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パリのメトロの運行時間は駅それぞれ!始発や終電の確認方法と治安状況

パリ旅行お役立ち

パリの地下鉄での深夜早朝の移動は危ないなどといわれますが、何かと旅行中はその時間帯の移動が必要なこともありますよね。

タクシーもいいけど、階段の多いパリのメトロで邪魔になるスーツケースも特にないし、コスト安にささっと移動したい・・・

そんな皆さんのために、パリ近郊に住むわたしのパリのメトロや高速地下鉄RERの運行時間の確認方法とメトロに乗るかどうか考える基準をお伝えしますね。

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パリのメトロの運行時間は駅によって異なる

パリ交通公団RATPのサイトの日本語ページによれば、

メトロの運行時間は、平日は5時30分から1時15分までです。金曜と土曜の夜及び祝日の前日は午前2時15分まで運行します。

RER(高速地下鉄A~E)は毎日5時30分から1時20分まで運行します。

と書かれていますよね。

でももちろんこれはメトロの駅によっても、同じ駅でも路線によっても、始発や終電の時間は当然異なります。

パリ市内のメトロの駅では、その路線のその駅の始発時刻と最終電車の時刻が書いてあるだけで、細かい時刻表を見たことはこれまでわたしはないです。

そこで、わたしが普段、パリのメトロの始発時間や最終電車を確認するときの方法は次の方法です。

 

パリのメトロの始発を調べるとき

パリのメトロに早朝乗らなくてはいけないときに、わたしがまず使うのは、Google MAP(グーグルマップ)のスマホのアプリです。

日本語のアプリがそのまま使えます。

駅の名前でもOKですが、到着したい場所の住所と時間を入れれば、ドア・トゥ・ドアの時間がわかって便利です。

 

mのマークが出ているのが地下鉄の乗り換え候補です。

一番上の候補に出ている乗り物のマークは電車ではなくてバスの時刻です。

バスは乗換えがなく便利なことが多いのですが、時々理由もわからないまま来ないことがあるので、確実にその時間に目的地についていなくてはいけないときは、わたしは乗りません。

 

もし検索したときにこのような画面で、

Nと乗り物のマークが出てきたら、それは深夜バスということで、その時間帯はまだ地下鉄はないということになります。

 

もしこのときに地下鉄の始発の時間を調べたかったら、

こちらのRATPのサイト(英語)にパソコンかタブレットでアクセスして、

Metroをクリックしたあと、路線の番号をクリックします。

そのあとDisplayと書いてあるところの下の「First and last passages」を選んで、Searchをクリックします。

 

すると画面に、両方向の始発(First Train)と終電(Last Train)が表示されます。

 

方面が逆でもずいぶん始発や終電の時間が違うことがわかりますよね。

(残念ながらスマホだと、始発と終電をチェックするタブが出てきませんでした。)

 

どうしても地下鉄では移動が間に合いそうになければ、事前にタクシーかUBERを予約しておきたいですね。

ちなみに平日のパリは朝7時半ごろから通勤と配達の車で道が混みますので、車での所要時間には余裕をもっておく必要があります。

 

パリのメトロの早朝は危険?

パリのメトロに早朝乗るのは危ないという声をよく聞きますが、実はデータではそのことは説明できません。

パリの新聞Figaroによると、パリ市内のメトロの犯罪の7割は暴力なしの盗難・スリで、暴力の伴う盗難はパリ市内・郊外あわせて2割ほどあるようですが、どちらかというと郊外とのこと。

一番狙われるのは携帯電話だそうです。

さらに、もっとも犯罪が起きやすい時間帯は17時から21時ということ。

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このことから、パリの早朝のメトロで、いきなり誰かに絡まれて殴られる可能性はかなり低いといえますし、わたしの肌感覚でもパリの早朝のメトロが特に危ないということはないと思います。

フランス人の知り合いも「わるいやつは朝方は寝てるし。」とも言っていました。

 

ただ日本でも、暗くてひと気がないと、慣れた道でさえなんだか不安じゃないでしょうか。

旅先でその状況では、誰かに何か聞こうと思っても人がいないし、みんながどうしているかの様子も見ることができない。

確かにパリのメトロの朝早い時間帯は、掃除やメンテナンスの仕事をしている人たちの出勤時間帯なんです。

だから移民系の人たちも多いし、普通のサラリーマンの雰囲気の人は少ないですが、逆に皆さんとても勤勉でまじめな人たちが多いです。

治安よりも、よくわからないときに誰にも聞けないかもしれない、というのがパリのメトロの早朝の問題ですね。

 

パリのメトロの終電の調べ方

パリのメトロの終電の調べ方も、先ほどの始発の調べ方と同じです。

ただ、これは始発のときにも言えることなのですが、高速地下鉄のRERの駅とパリの間の移動のときは、RATPのサイトよりもフランス国鉄SNCFのサイトを使って調べたほうが確実です。

RERの駅は途中からSNCFの管轄になるからだそうです。(駅員さんに言われました。)

 

SNCFのサイトでは始発・終電の電車の時刻は表示しないので、次のように調べます。

SNCFの英語のサイトにアクセスして、日付、出発と到着の駅か住所を入力して、「Leave at」、とりあえず「23:00」を選びます。

ダンフェル・ロッシュローの駅から、メゾン・ラフィットという郊外の駅を検索してみます。

この場合、乗り換え情報も表示されます。

 

検索すると、

右下に「show later departures」があるときは、まだこのあとの電車があるので、そこをクリックします。

すると、

このあとは翌日13日の結果が出てきたので、この検索条件の最終電車は0時27分発だということがわかりました。

クリックすると細かい時間が表示されます。

 

わたしはパリの郊外に住んでいますが、グーグルマップで最終電車を調べておいて、安心して終電があると思っていたら、駅に着いたら明日の朝まで電車がない、ということが数回ありました。

深夜バスがあるのですが、観光客の方にはあまり向いていない選択肢だと思います。

RERに乗るときはGoogleマップの検索結果は確実ではないと思って、あくまで目安にしたほうがいいですし、最終電車よりも1-2本前に乗るつもりにして行動したほうがいいですね。

 

パリのメトロの最終電車は深夜で危険?

先ほどご紹介したFigaroの記事によると、パリのメトロで犯罪として多いのは暴力のない盗難・スリだそうですし、どちらかというと車内の犯罪が多く、犯罪の多い時間帯も17時から21時なので、逆に21時を過ぎると犯罪が起きる率は少なくなるといえます。

ただ、わたしの経験では、特に木曜日の夜や金曜日の夜は遅くなるとひどく酔った人が駅にいることもあります。

また、暴力の伴う犯罪が起きるのは、電車の中よりも駅構内やホームだとのことです。

 

わたしは自宅がパリの郊外なので、夜パリで食事をすると、RERかSNCFの郊外電車を利用してパリから帰宅するしかないので、深夜の最終電車も利用しています。

幸い怖い思いにあったことはありませんが、それでもホームで大きな声をあげている人がいることもあるし、大きな犬を連れて乗ってきたり、おそらく普通のたばこではないものを吸っている人が乗ってきたりすることはあり、おかしいなと思ったら、その場を離れるようにしています。

観光客の皆さんがパリからパリ郊外に向かってメトロに乗るときは、平日早朝はそれほど心配ないと思いますが、なるべく人のいる車両に乗るようにしていただき、平日夜はまだひと気の多い21時くらいまでに乗ることをおすすめしたいです。

 

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