5月下旬から6月上旬にパリに観光にいらっしゃる予定のある皆さん、毎年この時期に行われるテニスの世界大会、全仏オープン（フレンチオープン）の観戦はいかがですか？
もしフレンチオープン最終日2日の都合が合えば、ライブで決勝戦が見られるかもしれません！
え、もうとっくにチケットの販売開始日が過ぎていて、いまさら決勝戦の日のチケットは高すぎて買えない？
確かに決勝戦が行われるコートのチケットを買うのは、毎年3月中旬ごろの座席販売開始当日に、コンサートのチケット予約ばりにあらかじめスタンバイしてサイトにアクセスしなければ、数時間以内にあっという間に売り切れて、残るはプレミアムチケットのみに・・・かなり勇気のいる値段になります。
ところが、お財布の紐をしっかり管理するフランス人に「これならローランギャロス決勝戦をライブでお得に楽しめる！」と評判の方法があるので、お伝えしますね。
テニスの全仏オープンを観戦したい時、チケットはどう買えばいい？
2018年から、オフィシャルなチケットはローランギャロス公式サイトでしか買えなくなりました。
観戦ツアーやチケットを売るエージェントもありますが、チケットの販売代理店として許可されていない会社もあり、当日、入り口の本人性確認で問題が起きると、会場に入れなくなるので要注意です。
もし今、「チケットいくら？」と思ったら、英語ですが、こちらの公式サイトをチェックしてみてください。
決勝戦のチケットには2種類あって、決勝戦の行われるPHILIPPE-CHATRIER（フィリップ・シャトリエ）という名前のコートのチケットと、アネックスコートのチケットがあります。
フィリップ・シャトリエのコートは売り切れているか、残っていても、プレミアムパックのチケットなので、かなり高額になっているかも・・・わたしには高額。｡･ﾟ･(ﾉ∀`)･ﾟ･｡
わたしが購入しようと思った日の全仏オープンの決勝チケットの値段について、こちらにまとめています↓
全仏オープンの決勝チケットの値段は？
全仏オープンの決勝チケットのもともとの値段は、
というように分かれていて、決勝の行われるPHILIPPE-CHATRIERのコートはゴールド、１、２、３の４つのカテゴリーに分かれていますが、わたしがチケット販売当日に販売開始時刻の１０時に１０分遅れて公式サイトにアクセスしたら、販売ページに繋がったのは１２時過ぎで、すでに座席単体のこれらのチケットは全部売り切れていました。
ただ、現時点ではまだ２５ユーロのアネックスコートの入場券（自由席）は空席あり。
このチケットでは、最終日１日前は女子シングルスと男子ダブルス、最終日は女子ダブルスと男子シングルスの決勝が行われるPHILIPPE-CHATRIERのコートには入ることはできず、生で見られるのはアネックスコートで行われる伝説のトロフィー女子決勝とジュニア大会決勝、車椅子テニス大会の決勝と（８日）、伝説のトロフィー男子決勝（９日）だけです。
全仏オープンを観戦料金お得に楽しむフランス人のアイディアとは？
ただでさえ、お金のかかる海外旅行。
ヨーロッパへは渡航費も高いし、パリだと滞在費も結構かさんじゃうので、そんなに予算がないという方も多いと思います。
しかし予算がないのは観光客の皆さんだけではなく、現地に住むフランス人にとっても同じです（移民のわたしにとっても同じ・・・）。
そこで、フランス人の考えた、少ない予算で決勝戦をライブで楽しむフレンチ流アイディアとは、この「アネックスコートのチケットを購入して、決勝戦を楽しもう！」というもの！
実は最終日のアネックスコートには、巨大スクリーンとデッキチェアが用意されます。
そこでは、まるで決勝戦を目の前で見るように楽しむことができるし、プレイしているコートはすぐ隣のため、盛り上がる観客の声や、打たれたりはねたりするボールの生の音さえも、ライブさながらで聞こえるのです。
それにアネックスコートではかつてのレジェンドチャンピオンたちのテニスの試合を見ることができるだけでなく（ジョン・マッケンローとか！！）、将来の活躍が期待される若手選手の練習を見ることもできるし、運が良ければ、本戦に出場する選手たちのウォーミングアップも見ることができます。
ただ、全仏オープンのチケットは、残りが少なくなったり、リセールにかけられると、元の価格よりチケットの値段は高くなっていきます。
今なら１枚２５ユーロですが（サイトで１２ユーロは子供料金などの割引料金）、決勝が近づいてくるに連れて、過去の例では値上がりするようです。
もし本当にパリ滞在中にローランギャロスの決勝戦を見ようと思うなら、こちらの公式サイトから、なるべく早めに購入したほうがいいですね。
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