旅行中の食事、おいしいんだけど、どうしても偏りがち。
特にフランスの旅行中は、お肉中心の料理が多い上に、全体、味がしっかりしているお料理が多いので、なんとなくお野菜が恋しくなることも。
もしフランスを旅行している最中に、ビタミンが不足しているなーって感じたら、果物をつまむ感覚で食べられるミニトマト・プチトマトがおすすめなんです。
それでは早速フランスのどこのスーパーで買えて、フランス人はどうやって食べているのか、旅行中はどうやって食べるのがおすすめか、について、お話しますね。
フランスのスーパーで年中美味しいもの、プチトマト
フランスでトマトが一番美味しいのは夏。
6月終わり頃から8月にかけて、フランスの市場、マルシェでは色とりどりのトマトを売られます。トマトだけを売るトマトやさんまでこの時期は出現するほど。
このトマトの味は格別!
とはいえ、夏以外の旅行もあるし、もともと旅行中はなかなかマルシェに自由によることはできないと思うので、自由時間のときに通りかかったり、ホテルのそばにあったりするスーパーに寄ってみてください。
近くの国、スペインやモロッコからの輸入品もあるので、年中必ずフランスのどこのスーパーにもプチトマトが売っています。
野菜売り場のスタンドに、売り切れていなければかならずミニトマトコーナーがあって、パックだけでなくバラで売っているミニトマトがあることがありますよ。
たとえばフランスの大手スーパーのひとつ、カルフール系のスーパーなら、1パックなんと1ユーロ以下の0,99ユーロで買えるパックが年中あります。
フランスのスーパーは高い、という声もあるし、実際加工品は日本よりずっと高いのですが、基本的な野菜の値段は日本に比べてフランスに比べてかなり手頃な値段だと感じますね。
こちらのトマトは2ユーロちょっとですが、フランス産でsans pesticides 無農薬栽培と書かれています。形もラグビーボールのようなものがあったり、黄色やオレンジのトマトがあったりしてかわいいでしょ?
プチトマトはフランスではどうやって食べるの?
フランス語でミニトマトやプチトマトはtomate cerise、発音はトマトスリーズ、英語風に言えばチェリートマトって言います。
プチトマトはどんなときにフランス料理に使われるかというと、サラダに混ぜることが多いですが、半分に切ったりスライスしたプチトマトをチーズと一緒に、半分に切ったフランスパンにのせてトーストすると、口の中でチーズの脂っこさを爽やかにしてくれて美味しいです。
クリーム系のソースやシチューの中に入れても合います。
でも、フランスの一般家庭では、そのまま洗ってスナック感覚で食べることが一番多いですね。
アペリティフと呼ばれる、食事前のドリンクタイムのときには、パックをさっと洗ってお皿に移し替えてテーブルに出せば、お手頃価格で手間もかからない「外さないおつまみ」になりますし、
子供の友だちが遊びに来たときも、おやつや夕食のときにテーブルに出すと、チップスと同じようにあっという間になくなります。
ミニトマトはフランス人も年齢を問わずスナック感覚で食べる、みんなが大好きな野菜のひとつなのです。
旅行疲れを解消してくれるプチトマト
プチトマトにはビタミンたっぷり。
買ったら、フランス人はそのままつまんで食べちゃうことも結構ありますけど、やっぱりさっと洗いましょう笑
パックごとお水にさらして、浮いてきた葉などを除きながら2−3回水を流せば十分です。
スーパーで買う果物は、安いだけで味のない果物もありますが、プチトマトの場合は買うときにパックをぐるっと見回して、腐っているトマトがなければ、味が外れることはほとんどありませんし、
果物だと汁が出て食べにくいこともありますが、プチトマトの場合は皮が比較的しっかりしているので、パリッという食感もたのしいですが、手が汚れないのも旅行中はありがたいのです。
もちろんお菓子に比べてカロリーオフ。疲れた旅行中の胃に優しいのも嬉しいですね。
フランス人のように、さっと洗って気軽につまんで、旅行中の健康的なおやつとして、楽しんでみてはいかがでしょうか?
あまり考える方はいらっしゃらないと思いますが、トマトを含め、農産物の日本へのお土産としての持ち帰りは、日本到着時に検疫を通さなくてはいけないので、おすすめではありません。。。
野菜や果物を日本に持ち込むときは、フランスを経つ前に、フランス側の証明書を取得する必要があるので、旅行帰りに日本到着時に持ち込みを申請しても実質持ち込みは不可能です。
フランスのおいしいプチトマトの味、ぜひフランスで十分に堪能していってくださいね!
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