ひとりでフランス旅行を計画している女性のみなさん、こんにちは!在仏15年のあおいそらです。
フランスでの旅をより快適にしたいなら、荷物は最小限をおすすめ。現地での移動がサクサク、行動範囲が広がるし、なんといってもより安全。
だけどせっかくのフランス、お買い物だってしたいっていう方もいますよね。
そこで、フランス行き女子のみなさんの旅のタイプ別、荷物を減らすことを考えたときの最適バッグ・かばんについてお話したいと思います。
一人旅の荷物を減らすためのバッグは何にする?
バッグは、メインのバッグ+サブバッグで考えましょう。出先では貴重品を常に身につけておいたほうがいいフランスでは、サブバッグは必須です。
移動が多い一人旅、安全を優先にしたい人のメインバッグには、ずばりリュックがおすすめ。
55リットルサイズのリュック。フランスの山歩き2週間の縦走だってこれで十分。
ボルドーなどの地方都市で、最近きれいに歩道が整備されて歩きやすくなっている地域もありますが、特にパリは歩道が狭かったり、レンガ敷きだったりして歩きにくい!
レンガ敷きはおしゃれでかわいいんですけれど、大きなスーツケースはパリの道歩きには向いてないんです。
それにGoogleマップで調べた時間で行動予定を立てたなら、スーツケースをひきひき、町並みを楽しみながら歩いていると目的地には到底時間通りに着きません。
パリの街中は、背が高いわたしが大またでしっかり歩いてGoogleマップの時間通りに到着、という感じです。
リュックだと両手があくので、荷物を背負いながらサブバッグ内のものの出し入れがすばやくできて快適だし、スリの危険を感じたときに、サブバッグの貴重品を上から押さえやすいというポイントもあります。
小物の持ち運びが多く、お土産の持ち帰りを考えているフランス一人旅女子には、タイヤの部分のつくりがしっかりしている小さいスーツケースがおすすめ。
こんな感じの〜
サイズは国際線のキャビンサイズぎりぎりのサイズ。キャビンサイズなら行きはチェックインしなくてもいいというのもありますが、ワインやオイルなどの液体をお土産に買ったら、帰りは荷物をチェックインすることになります。
いくらボトルの周りをしっかり何かを巻いて保護したとしても、リュックだとちょっと心もとないんです。
スーツケースのほうが壊れやすいものを守ってくれるという利点があります。
お土産にバターやチョコレートを買って帰る人もいるかもしれませんが、そんな時もスーツケースのほうが保温に優れているというのもあります。
それとスーツケースなら、中に小さいものや紙状の物が多くても、宿泊先で荷物の整理が楽。
リュックよりも鍵をかけたときの安全性も高いです。
しかし、リュックに比べると、同じ距離を歩くのにも少し時間がかかるし、運ぶときには片手はどうしてもふさがってしまうので、どちらかといえば、フランスについてからの移動が少ない女性におすすめです!
道路が多少がたがたでも、車輪がしっかりした4輪タイプのスーツケースなら、快適に引けますよ。
一人旅の荷物、フランス行き国際線のキャビン(機内)に持ち込める荷物の大きさは?
いずれにしても、メインのスーツケースやリュックは、そのまま飛行機の客室に持ち込めるサイズにしておいたほうがいいですね。
まずフランスの空港あるあるその1は、「荷物が出てくるまで時間がかかる」。どのターミナルにつくかにも寄りますが、荷物を待つだけで30分以上時間をロスします。
さらに、フランスの空港あるあるその2、「出てきたバッグが壊れてる」。荷物が出てきて壊れていたことに気がついたら、すぐバゲージ・クレームのカウンターで手続きをする必要がありますが、わたしはこの手続きに1時間以上時間がかかりました。
できればフランスについて早々、この時間はもったいないので避けたいですね。
参考までに、JALとANA,エアフランスの各航空会社のフランス行きの飛行機の機内に持ち込める荷物のサイズは現在以下のとおりです。
- ショッピングバッグやハンドバッグなどの身の回り品1個にくわえて、手荷物1個。2つの合計重量が10kgを超えないこと。手荷物のサイズは、3辺の長さの和が115cm以内であること。(W55cm×H40cm×D25cm以内)
- エコノミークラスはショッピングバッグやハンドバッグなどの身の回り品1個にくわえて、手荷物1個。2つの合計重量が12kgを超えないこと。手荷物のサイズは、W55cm xH 35cm x D25 cmW55cm以内。
- プレミアムエコノミー以上のクラスはショッピングバッグやハンドバッグなどの身の回り品1個にくわえて、手荷物2個。3つの合計重量が18kgを超えないこと。手荷物のサイズは、W55cm xH 35cm x D25 cmW55cm以内。
- フランス国内便は航空運賃やクラスに関係なく、手荷物1個と身の回り品1個で、総重量12kgまで。
この3つの航空会社以外の飛行機を使う方は、搭乗する飛行機会社のホームページで確認してみてくださいね。
経由便でもし2つ以上の航空会社の飛行機にのるときは、厳しい方の条件が適用になりますし、
もしヨーロッパ内の移動のために、飛行機に乗る場合、特にLCC線と呼ばれる格安航空の便に乗るときには、キャビンに持ち込める荷物の大きさはさらに小さくなることがあるので、出発前から要チェックです。
一人旅の荷物を最小限にするのにバッグを小さくしたら、帰りは荷物が入りきらない!
一人旅行なんだから買い物はしないつもりだったのに、すてきな雑貨や食べ物など、結局いろいろ買ってしまうことになる魅惑のフランス。
旅先で荷物が増えちゃって荷物が入らない、ということもあります。
もし、荷物が入らないときのために、大きいリュックやスーツケースにするべきか悩んでいるなら、バッグは小さくしておいて、帰りにどうしても荷物が全部入りそうになければ、現地のお店からダンボールをもらうというワザがあります。
フランス人のおすすめは、マクドナルドなどのファーストフードのお店でポテトフライ用の箱をもらうと、運ぶときは冷凍だから箱ににおいもついていないし、かなりしっかりしていていいよということですが、なかなか聞きにくかったりもすると思うので、まずホテルに相談してみましょう。
フランスのガムテープはかなり使いにくいし、もしダンボールを使わなくても、荷物を小さくするのに便利なので、はさみなしで切れる日本のガムテープを一個持っていると便利です。
わたしはいつも全日空を日本行きに使っていますが、ダンボールの荷物については壊れないように、スーツケースとは別に空港で運んでくれるのでありがたいです。
フランス行き女子のみなさんの、荷物を減らすことを考えたときの最適バッグ・かばんについて、いかがでしたか。
フランス一人旅の女性のみなさんの快適な旅の参考になればうれしいです!
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