パリからヴェルサイユ宮殿への行き方はわかるけど、夜のヴェルサイユからパリへのアクセスが不安。
ヴェルサイユは宮殿の庭園で行われる夏の噴水ショーや花火が有名。
夜遅くに終わるみたいだけど、特に夏はパリとヴェルサイユを結ぶRERの工事もあるし、ヴェルサイユからの最終電車が何時かよくわからない。
乗り過ごしたらどうすればいいの?
そこでパリ郊外に暮らしているあおいそらから、ヴェルサイユ宮殿の噴水ショー・花火の帰りに乗る電車の選択肢と、乗るべき最終電車、最終電車に乗り過ごしてしまったときにタクシーでパリまで帰るとどのくらいの料金がかかるのかの目安についてお知らせしたいと思います。
ヴェルサイユ宮殿の花火の帰り、最終電車に間に合うには?
LES GRANDES EAUX NOCTURNESは毎週土曜日にヴェルサイユ宮殿の庭園で開催される花火大会と噴水ショー。
わたしは先日、「マリーアントワネット」という花火のスペクタクルを観てきましたよ!
フランスはこの時期、夏至は過ぎたと言っても、夜暗くなり始めるのは8時ごろ。
ショーが始まるのは夜8時半からで、それから2時間半、花火と噴水の美しいパフォーマンスを堪能することができます。
終わるのは23時、夜の11時。
さて、最終電車に間に合うか?
ヴェルサイユ宮殿から徒歩で気楽に歩ける駅は高速地下鉄RERのC線の駅Versailles Rive-Gauche Château駅です。(5分くらい)
この記事を書いている現在、2019年7月、8月土曜日のパリ方面最終電車は23時55分、と出ています。
フランスなので、23時ぴったりには終わらないかもしれません。
でも何がなんでもこれに乗ってパリに戻る必要があるので、きれいなスペクタクルに気を取られて、時間を忘れないように気をつけましょう~
宮殿から駅まではそれほどではないですが、噴水のところから駅まで徒歩で歩くと、しっかり歩いても20分強くらいかかります。
23時には庭園を出発していないと間に合わない可能性が高いので、気をつけてくださいっ!
さらに、フランス人がヴァカンスに出る夏はパリのメトロやRERは工事がとても多いので、実際に行く日の予定を予約した時点でパリ行き最終電車を必ずもう一度確認する必要があります。
Google MAPの乗り換え情報は日本での検索結果のように正確ではなく、特に終電情報はフランス国鉄SNCFの公式インターネットサイトやスマホのアプリを使いましょう。
わたしの場合、Google MAPでまだ夜の電車があると出たので国鉄のパリ・サンラザールの駅まで行ったら、朝6時過ぎまで電車がない、ということもしばしばです・・・
日本のiphoneからもSNCFのアプリがダウンロードできて、英語でも使用できます。
わたしもパリ郊外の自宅に帰る時には、こちらの情報がより正確なので、普段から使ってますのでおすすめです。
ヴェルサイユ宮殿から電車でパリに戻る方法
ヴェルサイユからパリに電車で戻る方法としては、全部で3つ。
上のVersailles Rive-Gauche Château駅からRERのC線を使う方法以外に、別の駅を使う方法があと2つあります。
Versailles Rive-Droite駅
Versailles Rive-Droite駅というヴェルサイユのマルシェに近い駅(庭園から歩いて30分ほど)からSNCFのL線に乗って、パリ・サンラザール駅方面に向かって帰ることもできます。
が、こちらも今のところ、最終電車は23時37分で、一回乗換えをしなくてはいけないので、Versailles Rive-Droite駅まで歩く意味はあまりないでしょう。
Versailles Chantiers駅
Versailles Chantiers駅は庭園から歩いて35分くらいの駅。
この駅からこの時間帯だと、SNCFのN線の最終電車に乗って、パリ方面に向かって帰ることもできます。
普段の時期なら、この電車に乗ると、パリ・モンパルナス駅まで行かれるのですが、乗り換え案内を見ると最終電車は23時31分の上に隣の駅でRER-Cに乗り換えないといけない、と表示が出ますので、こちらの電車を目指す意味もなさそうです。
正直言って、SNCFの工事情報はフランス語がわかっても、まったく複雑でよくわかりません。
急に気温が上がっただけで、信号が壊れることもあるし、理由もわからず、時刻表上にある電車がキャンセルされたりします。
ともかく結論としては、その日のVersailles Rive-Gauche Château駅のC線の最終電車を確認しておくことが大事、ということになります。
ヴェルサイユ宮殿 パリまでタクシーはいくらか?
最終電車に乗り遅れてしまった場合は、バスもありますが、バスに乗るのはちょっと難しいので、一番現実的なのは、タクシーに乗って帰る方法になりますね。
駅にタクシーステーションがあるので、そこからタクシーに乗ります。
(スマホでインターネットがつなげる環境にあれば、日本のアプリを使って、Uberを呼ぶことも可能です。)
大体のタクシーの料金を計算してくれるフランスのサイトtaxis-paris.frで計算してみたところ、45-75€と出ましたが、土曜の深夜料金なので、45€ということは考えにくいですね。
今、このサイトでわたしの自宅(パリ郊外)とパリ市内の料金を調べたら、45-67€と表示が出たのですが、深夜だと80ユーロになることもあるので、ざっくりした金額になってしまいますが、ベルサイユとパリ市内のタクシーの料金は100€しない程度、というのが、現実的な表現方法だと思います。
さいごに
夏は深夜の工事で道路も閉鎖されていることがあり、タクシーの運転手さんの意思にかかわらず、迂回しなくてはいけないこともあります。
何があるかわかりません。
トラブルを避けるためにも、日本にいるときより、時間にはぜひ慎重に行動してくださいね・・・
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