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日本人が食べない鳩の味は?食べる国フランスで鳩肉フレンチ料理を堪能

生活お役立ち

こんにちは〜あおいそらです。

今週末は子どもたちがいなくて、パリでデモもあったので、だんなさんと二人で、パリ郊外のレストランで評判のいいところに行ってみよう!ということになりました。

ところが、だんなさんがネットで調べて選んだのは、なんと鳩肉料理のフレンチレストラン!・・・えっ!あえてそこ?

鳩を食べる国であるフランスに住んでいても、わたしは普段、牛、豚、鶏しか食べません。

今まで鳩の肉をあえて食べたいとも思わなかったのですが、せっかくだんなさんが選んでくれたので、チャレンジしてみる覚悟はしてみたものの、そもそも鳩ってどんな味?

みなさんも、ちょっとその味、気になりませんか?

そこで今日は、パリ郊外の鳩肉フレンチレストラン「le Pigeonnier」ル・ピジョニエールで満喫した鳩料理とそのお味をレポートしますね。

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日本人が食べない鳩の味とは?

それではそのクセがあるというその味は実際にどのような味なのか、早速ご紹介します!

ネット評価の高かった鳩肉フレンチ料理レストランで、わたしが食べた鳩料理は「Suprême de pigeonneau à la mangue」シュプレーム・ド・ピジョノー・ア・ラ・マング。日本語に訳すと若鳩の胸肉ロースト、マンゴ風味、といった感じになります。

pigeonneauピジョノーとは若鳩のことなんですね~

 

注文の時にミディアムかロゼか、好みの焼き加減を聞かれました。わたしはパサパサしているお肉は苦手なので、迷わずロゼを選択。

そして出てきたのはこちら〜

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見た目はちょっと、その元の形を彷彿とさせる感じもあって、ちょっとギョッとしましたが、ひるまずにナイフを入れました。

実際食べてみると思ったよりジューシー。

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鶏肉や鴨肉と比べると、鳩肉にはレバーのような風味があるのですが、さすがレストランの名前の由来でもある名物料理。

ジビエの中にはクセが強すぎて、わたしにとっては残さないで食べるのが精一杯だったお料理もこれまでいくつかありましたが、この鳩肉はとてもおいしいと思いました。

鳩肉は、ラム肉などの少し匂いのあるお肉が好きな方は、試してみる価値のあるお肉です。

 

ただ、普段、鴨肉や牛肉のレバーの匂いが気になる方は、鳩肉料理は避けて別の料理を頼んで、もし一緒の方が鳩肉を頼んだら、それを一口食べてみる、というのもありだと思います。

フランスのレストランではお料理を分けるのはマナー違反と言われますが、今回伺ったようなレストランであれば、周りを不快にさせないような振る舞いの範囲で問題ありません。

 

鳩を食べる国フランスの鳩肉フレンチ料理レストラン「le pigeonnier」ル・ピジョニエール

わたしが鳩肉料理をいただいたレストラン、ル・ピジョニエールがどんなレストランだったか、ご紹介しますね。

まず駐車場に着くなり、いきなり「le pigeonnier」ル・ピジョニエール。鳩小屋です。

中にいる鳩を想像すると食べられなくなりそうで、今でも本当に使われているのかどうかは、ちょっと怖くて聞けませんでした笑

 

レストランはこちらの建物。最近改装したようですが、昔風の雰囲気を漂わせています。

 

まずはメニューをチェック。

パリの郊外のレストランは、コースメニューでもかなりお安くてボリュームたっぷりのことが多いです。

このレストランは鳩料理だけでなく、仔牛の胸腺肉の煮込みやステーキ、本日の魚料理やホタテのソテー、ブルーオマールまで、充実したフレンチ料理をたのしめるので、もし鳩は絶対無理、という方でも安心。

せっかくなので、今日はLe Menu Gourmand du Pigeonnierという58€のフルコースをいただくことに。

 

レストランの内装はかわいらしくまとめてあり、天井にはこんなハト小屋のモチーフもあって(こっちは間違いなくモチーフ。)レストランの中もかわいいインテリアでした。

 

まず、突き出しに出てきたのは、フォアグラのフラン(プディング)。フォアグラの香りがしながらも、軽めで食べやすく、おいしかったです。

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前菜は自家製フォアグラとフォアグラのソテー。

わたしはフォアグラのソテーがだいすきですが、レストラン自家製のフォアグラ・メゾンが本当に美味しい!

それにしても量がなかなかあって、この時点でかなりお腹がいっぱいになってきて・・・でも、はとさんまでたどり着くにはまだまだだ~!

 

まず、メインの魚はホタテのソテー。スパゲッティのように仕立ててあるにんじんなどの添え野菜の太さも絶妙!

 

そして、口直しのシャーベットのあとに、ようやく鳩肉の登場!

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マンゴ風味といっても味付けは甘いわけではなく、ソースにすこーし香り付けしてある程度。添えてあるかぼちゃとポテトのマッシュがまろやかです。

わたしが小さな骨がうまく取りきれなくて、最後は手で食べていたのを見ていたメートルらしきムッシューが「これで手を拭いてね」と、とってもかわいいおしぼりを出してくれました。

真ん中をプッシュすると、ぽん!とおしぼりが出てきます。

「あ、手で食べているのを見てましたね?」と言ったら、「そうやって食べるのが実はおいしいんですよ。」と、本当なのか、慰めてくれたのか…

 

そしてフレンチのコースのお決まりのチーズ。今日はいつもよりたくさん種類がありますよ、とのこと。

普段スーパー買えるふつうのカマンベールやカンタル、サン・ネクタールなどはあえて外して選んだ3つのチーズ。真ん中はヤギのチーズ、右はノルマンディーのお酒カルバドス風味のカマンベール。左は牛乳ベースのチーズでしたが…名前を忘れてしまいました。

カマンベールはちょっと味がカルバドスすぎて全部食べられませんでしたが、後の二つはお腹がいっぱいなのに美味しく全部いただきました!

 

最後はチョコレートのデザート。

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甘すぎず、特にチョコレートのクリーム部分が美味しかったのですが、わたしはあんまりデザートファンではないし、日本人としてはフルコースの量は多すぎたかもしれないと思いました。

 

こちらのレストラン「le pigeonnier」ル・ピジョニエールは、お料理だけでなく、サービスの方の感じがとてもいいと地元の方にも評判のいいレストランです。

鳩肉を試してみたい日本人の方にぜひオススメしたいのですが、パリからはちょっと遠いパリの西郊外にあるのが残念。サンラザール駅から郊外線のJ線に乗って、Mantes la Jolie マント・ラ・ジョリという駅から、さらに車で20分ほどのところにあります。

パリにもおいしい鳩料理をいただけるビストロやレストランがありますが、もしパリの西郊外に車で行かれる機会があったら是非おすすめしたいレストランです!

 

[titled_box color=”white” title=”le pigeonnier ル・ピジョニエール 店舗情報“]

営業時間

火曜日から日曜日の12時〜21時
月曜日はお休み

店舗住所
7 Rue de Bréval,
78980 Longnes

Tel : 01.30.42.41.60

アクセス

  • 電車

SNCF J線 – 駅 Mantes la Jolie マント・ラ・ジョリ
(サンラザール駅 始発)
そのあと車で20分

ウェブサイト

公式ウェブサイト
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