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全仏オープンで雨が降ったら雨天順延なの?チケット払い戻しをうける条件は?

フランス旅行お役立ち

パリで行われるテニス世界大会の全仏オープン(フレンチオープン)。

会場のローランギャロスで直接観戦を予定されている方もいるかも知れませんね。

この時期のパリは天気が良いと日中も暑すぎず快適なのですが、問題は、この時期は朝は晴れていても、突然のスコールや雷雨が起きることがよくあるということなんです。

日本の雨の日とは違って、フランスの雨は一日中降り続くことはほとんどなく、大体少し待てば雨がやんでまた試合再開できることも多いのですが、いつ雨が上がるのかはわたしたち人間が決められることではないので、やはりちょっと心配ですよね。

特に結構高いお金を出してチケットを買った、という方は結構不安ではないでしょうか。

そこで、全仏オープンが雨だったらどうなるのか、チケット払い戻しの条件について、まとめてみたのでご参考にどうぞ!

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全仏オープンで雨が降ったら雨天順延になるの?

高額なチケットを買った購入者やテレビ中継の関係から、よほどの悪天候でない限り、ローランギャロスの決勝戦は土曜日と日曜日に開催されますが、それでも過去をさかのぼって見てみると、火曜日や水曜日に終わった年もあるようですね。

しかし基本的には、決勝戦はなるべく土日に設定できるように、雨の影響が出てしまった場合には、残りの試合スケジュールをコンパクトにする方針で、前日できなかった試合を、翌日にそのまま持ち込むということが多いようです。

通常の日程通りに試合が行われれば、各テニスプレーヤーは次の試合との間に最低24時間の休みを取ることができるようになっているのですが、雨が上がった途端に、予定通り開催できなかった試合をぎゅうぎゅうに押し込んでしまう、ということですね。

選手によっては1日2つの試合をこなさなくてはいけないこともあるとか・・・スポンサーや観客にとってはありがたいことだとも思いますが過酷な試合を連続して強いられるテニス選手たちにはかなりかわいそうな気がしますよね。

 

全仏オープンのチケット払い戻し条件は?

選手も大変ですが、何百ユーロもするチケットを購入した観客にとっても、雨天による試合中止はとても心配です。

実際、2002年以降2007年以前はどんな条件があっても、チケットの払い戻しや交換はなかったそうです。

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しかし2008年から再び、もし雨が原因でその試合が連続して59分以上プレイが中止となった場合には、チケットは100%返金を受けることができるようになりました。(手数料を除く。)

メインコートでの試合は通常3時間の試合がスケジュールされているので、もし2時間以上のプレーが行われれば、その日のチケットの返金は行われないということになります。

 

ところが決勝最終日、男子シングルスの決勝戦のチケットには払い戻し制度は全くありません

ただし、払い戻しはなくても、中断されてしまった試合のあった前日のチケットをもっていれば翌日会場に入場して決勝戦の続きを見ることができます。

高額なチケットを公式サイトで購入する際にどうしても気になる方は、チケット購入と同時に「悪天候」保険に有料オプションに加入することができ、3時間未満しか試合観戦できなかった場合には、払い戻しを受けることができます。

また、決勝以前のチケットを購入する際に、オプションの保険「悪天候と不測の事態」保険に加入していれば、メインコートで行われる試合が、悪天候だけでなく、別コートの試合の延長の影響や、照明の不具合、選手のケガなどによってその日の試合時間が3時間未満であった場合でも払い戻しを受けることができます。

 

全仏オープンのチケットの払い戻しをうけるための手順は?

できればあってほしくない事態ではありますが、雨天によって試合が1時間以上行われないなど、払い戻しをうける条件に当てはまる場合は、チケットの購入者はフランステニス協会に返金のリクエストを行う必要があります。

以前は郵送で身分証明書のコピーと当日のチケットをフランステニス協会に送付するというのが正式な手続きでしたが、今年のチケットの販売約款をよく読んでみると、購入者本人もしくは正式な購入代理人が、当初の決勝最終日から1ヶ月後(2019年であれば7月10日)までに、公式サイトのマイページに接続して、フランステニス協会に連絡すること、となっています。

ローランギャロスのチケットの販売約款を今回いろいろ読みましたが、条件が細かく定められていて、特に外国人には非常にわかりにくい上に、一旦チケットを買ってしまうと、基本的には雨が降らない事を祈るしかない(=払い戻しを受けるのは非常に面倒くさい)という、観客側にとってどちらかといえば不利な制度になっているなと感じました。

 

フランス語ではスポーツ観戦をするときには、お互いにBon Match!(ボン・マッチ)といいますよ。

選手にもこの言葉を投げかけますね。

ローランギャロス観戦の際は、ともかくお天気であることを毎年祈っています♪

それではみなさん、「Bon Match!!」

 

 

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