イタリアのサンジミニャーノの散策2時間、お手洗いに行きたい。
ところが、いつもフランスの街中でトイレに行きたくなるときに使う必殺技、「カフェに入ってエスプレッソを1杯頼んでトイレを借りる」作戦が使えない。
カフェが開いていなかったんです。
そこで思い切って公衆トイレにはいることに。
汚かったらどうしよう、怖かったらどうしよう、しかも有料はめんどくさい…
と思っていたのですが、やっぱり有料の公衆トイレに入ってよかったです!
そこで今日はイタリアの公衆トイレの料金、使い方と、使ってよかった理由についてお話したいと思います。
イタリア公衆トイレで有料のトイレはこんなところ
扉の上のところに、サンジミニャーノという街の名前が正式に入った案内の看板がついていました。
開放時間も正式に書いてありました。
サンジミニャーノの観光シーズンとなる3月1日から10月31日までは朝8時から夜8時まで。
閑散期は朝9時から午後6時まで。外が暗い時間帯は使えないようです。
でも逆にこれなら安心して使えますよね。
写真に撮り忘れてしまったのですが、入り口は映画館の入り口のようにバーがついていて、料金を支払うまではそのバーが回転しないようになっていました。
イタリアの公衆トイレの料金はカフェの値段より安い
その看板には、料金もしっかり書いてありました。
「COSTO/CHARGE/GEBUHR 0.50€」
カフェで1杯コーヒーを頼むと、1-2ユーロは必ずするので、これならカフェで1杯コーヒーを頼むより安い!
それでは早速使ってみることに。
イタリアのトイレの使い方はイタリア語が読めなくても簡単だった!
入り口を入って左側に2台の機械が備え付けられていました。
ONLY CHANGEと書かれています。
これはどうもただの両替機のよう。
逆にこのマシンがあれば、20ユーロ、10ユーロ、5ユーロ紙幣しかなくても細かいコインに両替できるということで、両替が面倒なヨーロッパでこれは便利で助かります。
その右に、支払い用のマシンも備え付けられていました。
ちょうどぴったり、20セントコイン2つと10セントコインが手元にあったので、おそるおそるお金を入れていきます。
すると、入れた金額と残額がしっかり表示されました。これなら安心です。
なにせヨーロッパではこういうコインを入れる機械は機械がコインを認識してくれないことも多いので・・・それにしてもデジタルでずいぶんきれいな機械です。
下に何かを受け取るようなものがありますが、とくに何かを取り出さなくてもそのままバーについているランプが赤から緑に変わって、無事バーを通過することができました。
イタリアの公衆トイレ、便座はついていてきれいだったけど・・・
トイレ中に携帯をいじるのも気が引けて個室の中の写真は撮らなかったですが、トイレットペーパーはちゃんと付いていたし、ヨーロッパの公衆トイレとは思えないほど、きれいだったです。
はじめの写真でもわかるように、便座もちゃんと付いていました。
ただですね、わたしはイタリアに限らず、ヨーロッパのトイレの便座には座らない方がいいと思います。
まず清潔とは限りません。
一見きれいでも、どんな風にだれが使っているかもわかりません。
特に観光地はいろんな国の人が使っていますしね。
また掃除の人がどうやって掃除しているかもわからないです。
雑巾のようなものでさっと拭いているだけだったりします。
それに特にイタリアのトイレは高さも高いけど、便座のサイズが結構大きいので、スポッとお尻が落ちそうになることがあります。
ドイツのトイレでも大きさが大きかったのを覚えてます…
わたしはヨーロッパの外のトイレには座らないようにと、小さい時から娘ちゃんにも言っています。
公衆のトイレにウォシュレットがついているって、つくづく日本はほんとすごいなあと思います。
まとめ
- イタリアの公衆トイレ、有料でも開放時間や料金も明確に書かれていて安心だった
- イタリアの公衆トイレの料金はコーヒー1杯の値段より安かった
- イタリアの公衆トイレは有料だったからか便座はついていたが、ヨーロッパの便座のサイズは日本人には大きくて落ちそうになることもあるし、そもそも公衆トイレの便座はどこまで掃除されているか不明なので座らないほうがよい
ということで、意外に簡単に快適に使えたので、ぜひイタリアの公衆トイレが有料だからといってひるまずに、使ってみていただければと思います~
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