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子供に英語で話しかけるのは意味ないの?メリットは考え方とやり方次第

子育て

日本人の親子なのに、親御さんが英語で子供に話しかけるのはどうなの?という意見ありますよね?

どうなの?という疑問は具体的に、

みんなの前でわざわざ英語を話す意味って何?

子供に英語で話しかけることは、子供が英語を話すようになるために効果はあるの?

の2つがあるのではないでしょうか。

今日は、フランスで二人の子供にバイリンガル教育をしている立場から、この2つのポイントを中心に、日本人親子の間で、子供に英語で話しかけるメリットについてお話したいと思います!

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みんなの前でわざわざ子供に英語で話すメリット

我が家の場合はまわりはフランス語しかわからないのに、自分と子供の間で日本語を話すというシチュエーションがあるわけですが、

なるべくまわりに違和感を感じさせないように発音はおかしくてもフランス語で話すようにはします。

ただ、自分の母国語で話したほうが、子供に言いたいことがニュアンス含めてはっきり伝わるし、子供を励ますときにも伝わりやすく、子供が安心するので日本語を使うことはあります。

このように、親御さんの英語がネイティブレベルで、ご家庭で英語を使っている場合は意味があるし、そのご家庭にとって必要なことだと思います。

親御さんの母国語で、しっかりお子さんとコミュニケーションを取ることは、バイリンガル以上を目指すにしても、のちのちの言語表現力の向上につながってくるはずです。

しかし特にそういう背景がなければ、みんなの前では日本なら普通に日本語を使ったほうがいいですよね。

 

それに、親が子供に英語で話しかけることが、子供が大きくなって英語が流暢にしゃべることや、受験英語の力をつけることに直結するメリットは考えにくいです。

なぜなら、わがやの場合、家でわたしがどんなに日本語で話しかけていても、学校で日本語の授業がなかったときは、子供からの答えはフランス語でしか返ってこなかったし、子どもたちは日本語の表現を覚えようとはしませんでした。

 

子供が英語を話すようになる効果としてのメリット

それでもやり方しだいで、日本人の親御さんが子供に英語で話しかけるメリットを出すことはできます。

 

今から考えれば、子どもたちが日本語を話さなかったときは、わたしはそのことを嘆いている割には、日本語での返事の仕方を繰り返し教えてあげていませんでした。

子どもたちにとっても、楽なフランス語で返してもお母さんになんとなく通じるし、わたしと日本語を話すよさを感じていなかったと思います。

今から思えば、彼らが日本語の表現を間違えると、わたしも怖い顔をしていたんじゃないかと思いますね・・・

 

つまり、子供に英語で話しかけることで、メリットをだすためのポイントは、短い会話でいいので、同じ英語での問いかけとうけ答えをなんども親子で繰り返すことです。

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ある言語を話せるようになりたいときは、その言葉の表現を丸暗記することは習得の近道だと、自分が英語やフランス語を身につけた経験の中で感じています。

 

こちらの記事も過去にまとめてます。参考にしてくださいね〜

 

普段の生活の中で、お子さんとのやり取りしながら覚えられる英語表現には限界があるので、英語力向上そのものにつなげるのは難しいですが、

繰り返し、何回も口にすることで、フレーズを自然と覚えてしまって、ある時その表現が役立つことも。

 

たとえばこれ、おなじみの英会話。

[colored_box color=”light-gray” corner=”r”]

How are you?

I’m fine, thank you, and you?

[/colored_box]

中学1年のはじめの授業で暗記させられた表現ですが、中学生の頃、実際このまま使って、アメリカ人の方に通じて、とても嬉しかった記憶があります。

現実の会話でいつもこんなにていねいに答えないにしても、このまま使える表現で実用的ですし、

言葉が通じて嬉しくなると、もっと学ぼうと思うモチベーションにもなりますよね。

 

また単純に、「英語ではなんていうんだろうね?」という親子の間の話題にしながら表現を覚えていくことで、

お父さんやお母さんとの楽しい時間につながって、子供が英語を学ぼうとする自発性にもつながります。

 

やはり、例えお父さんやお母さんが日本語しか話せなかったとしても、時々子供に英語で話しかけていくことは、子供が将来英語を身につける素地をつくる効果はあるわけなのです。

 

まとめ

それではまとめます!

子供に英語で話しかけるメリット
  • 親子間で英語での質問と答えを繰り返すことによって、実用的なフレーズをいくつか自然と身につけることができる
  • お父さんやお母さんとの楽しい時間につながって、子供が英語を学ぼうとする自発性につながる。

 

言語を身につけるのにいちばん大切なことは、理解力と気持ちや考えを相手に伝える表現力。まず1つの言葉でしっかり実現できることが大切ですね。

親子の間で一番話しやすい言葉で話し合うことこそが理解力と伝える力をつけていくのに重要ですし、

日本人親子の間で、日本語がネイティブの親御さんが子供に英語で話しかけることが、英語教育に直結するとは残念ながら言えないでしょう。

 

ただ、英語が話せるようになるという意味では十分ではないにしても、日本では英語を話す機会がそもそもなかなかない中で、親子の中で楽しみながら英語の表現を覚えていくということは、

英語を話す楽しさと会話の基礎を身につけることにつながるので、そういう意味では子供に英語で話すメリットは確実にあります。

 

英語で話すことでまわりに不愉快は与えないように配慮はしながら、親子一緒に楽しむ気持ちで、英語を話す時間を持てるといいですね!

 

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